第17話 特訓

一週間後の試合が決まったこともあり海野よる指導が始まった。投球ホーム、バッティングホーム、ルール説明、サンダーズが活動していけてるのは間違えなく海野のおかげだろう。しかし内野だけは海野には経験がなった。しかも内野の練習はグランドの面積的にも問題があった。そこで海野は距離はあるが有料の学校のグランド予約し部活在籍時代の友達を呼んで特訓をした。海野の特訓は厳しく外野,投手の練習はウォーミングアップで3km、投球練習(50球まで)、バッティング練習、守備練習と平日は5時から9時の4時間、休日は9時から18時(土日どっちかはオフ)とスパルタだった。しかし、外野だけの話で内野の練習は別だった。自分が過去に見た内野の練習しか練習内容の知識しかなかったからだ。そこで内野組の練習は田村によって行われていた。チームの練習メニューを管理していた海野はオフなしの生活を送っていた。月〜金曜日は外野の練習、土曜日は内野の練習、日曜日は自分練習。あまりのハイスケジュールに内野の身体は悲鳴をあげかけていた。

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