第12話 恋愛相談
顔合わせの日の夜、星野からLINEがきた。僕が見たら驚きの内容だった。
「奏ちゃんに一目惚れしたわ」
僕は、なんて返信したらいいのか分からなくて困ってしまったが「そうなのね」と返信した。確かに気持ちは分からなくない。でも、何か悔しかったので「ライバル超多いいよ」と付け加えた。次の日、俺は田村に聞いてみる事にした。
「昨日さ、星野からLINEきた?」
「送られてきてないけど、どうした?」内容もプライベートなことだったので「なんでもない」といい自分の教室に戻った。正直、からかっていたと思っていたがマジのやつだったとは..。今日の日の夜のLINEの内容には「手伝って」みたいな内容も含まれていたのでさらに返信に困った。僕は「多分、俺じゃなくて田村に相談した方がいいよ」と返信を送った。何しろ恋愛相談なんて今まで経験したことなかったし変なことを送ってしまったら大変なことになるからだ。この時の僕の判断は正解だった。次星野と奏が会うのは多分来週だ。楽しみになってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます