#1-1

自分で服を自由に選べる日はいつ来るのだろうか?

服を買う時に毎度のように思うこと。


服を買う時必ず母がいるのでチェックが入る。

自分で買えばいいじゃん!と思うだろう。

そうしたい、今すぐでも。

けどできないのは、車が運転できないのと買いたいだけ買ってしまうから母が付き添う。


買いたいだけ買ってしまうからのチェックなはずなのに、「これ似合うから買おうよ。これとあれ組み合わせあうから」とかいわれ気づいたら買われている。

別に欲しいわけじゃないのに、あぁ使えるならいいかってなってそのまま何もいわない。


いいたい。けど言えない。

楽しそうにしてるから。

いつスイッチが入るかわからないからいえない。

いったところで何言われるかわかるからいわない。


ほんとは可愛い服がほしい、でもこの土地じゃ目立つから着ちゃいけないといわれてる。

地雷や量産の服が好き。

けど、いろいろ言われる。私からしたら否定や文句にしか聞こえない小言。

「リボンあるからダメ。こういう服はダメ、スカートはダメ、ひもはダメ」

言いたいことはわかるけど、やっぱり気に入った服を着たい。

妥協してこれならいい?っていって5.6番目の服を買うのはやだ。

ちゃんと着たい服買いたい。

スカートはきたい。


もう新規のスカート買えないの?

プリキュアみたいになりたいよ…。


スカートが好き。フリフリのスカートが。


ぱんつスタイルが似合わな過ぎて小学生の時に絶句した。

吐き気がするほど似合わなかった。

ぴたっとくっつくズボンは気持ち悪くて嫌いだった。


スカートはかわいいスカートの力でモチベや自信を高めてくれる。

だからスカート姿の自分が好きだった。


それは制服でも同じこと。

制服は毎日スカートはけて最高だった。

学校に着いてはクルクルして遊んでた。

うちの学校は田舎だからか学校に着いたらジャージに着替える習慣があった。

動きやすいけど、モチベが下がる。

体育、美術にはバッチこいのジャージ生活。


嫌いじゃないけど好きじゃなかった。


部活動もしてたのでジャージ体操服の時間が長い。上だけ部活着に着替えて部活をする時間はよく分からなかった。


放課後の部活動が終わって帰りの支度をする。

私が1番遅い。

1番遅いから制服着替えるのが嫌になる。

嫌になるけど制服が好き。

帰るだけの時間。

一人でスカートを楽しめる時間が好き。


集団でいる学校生活は嫌い。

騒がしくて圧迫感があるのが苦痛。


誰かと2人きりでいる時間と一人でいる時間が好き。


だけど、羨ましかった。1軍の子たちが。


私はそれをじーーっと見ていた。

喋れないのに輪の中に入りたくて仕方なかった。


別世界の住人にみえた


私が別世界の住人なのか


たまに話しかけられれば人見知りとコミュ障勃発、思ってることと違うことを話していた。言葉が声にならず喋れない時も多いので、無視してると思われた。

それで離れていった人たちがいじめの初期現象起こした。


悪口や嫌がらせがメインだったけどそこから徐々にヒートアップしていく。







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