4-3、解離性障害で困ること

ここでは、実例をあげながら、解離性障害で困ることを見ていきましょう。


1、エネルギーがもたない

複数の人格で、エネルギー100のエネルギーを分けるので、1つの人格が使えるエネルギーが少なくなり、気力がもたない。


2、お金ももたない

1つの体で、好きなものが違います。

A いちごミルク飲みたい!

B コーヒーが!

C いや、炭酸!!

みたいな感じです。本当に。

コンビニに行くと、「なにがいい?」「ぼくはいちごミルク」「おれは炭酸」


はい、両方お買い上げ。

これでは、お金が足りないです。


3、これ言ったよね?とか、忘れてるよねと言われる。

パーツが切り替わっている瞬間などに話をフられると、聞いていたつもりが聞いていなかったり……。

最近多いんですよね。困る。


4、1つの脳みその中に意思が複数ある

1つの物事に対しての考えを1つに絞れなくなります。

身体が1つなのに、脳みそが沢山ある感じ。


5、フラッシュバックがパーツごとに発生する

自分のしんどさではないしんどさを、別のパーツが脳内で叫んでいるような感じがするんですね。

声が聞こえるし、脳内でうずくまる姿も見えたりします。


6、普通の人には全く理解されない

上記のようなしんどい中にいることを、理解してくれる人は医療関係者か、本当に特殊な人だけです。



しかし逆に、良いこともあったりします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る