第三章登場人物、用語解説 ※読み返し用、飛ばしても問題ありません
〈登場人物〉
ニークト=
〈用語〉
深化現象:潜行者が体験する、“突発的成長”の総称。魔力貯蔵量の急激な増加、魔法の性能の向上や能力の変化等、通常の成長とは一線を画する不可解な強化。今の所法則性の完全解明には至っていない。
新跡開拓部:「新たな定跡を開拓する部活」、縮めて新開部。「深化現象」のメカニズムを調べるというアプローチによって、ダンジョンの正体を探ろうとしている集団。
明胤学園第3号棟:学園の北東部に位置する、旧丹本陸軍の研究施設。
“
パーティー:ディーパーの構成単位。
決闘:明胤学園内で流行っている一種のお遊び。明胤学園では教師の許可と申請さえ通れば、生徒同士の模擬戦訓練が可能。この際、教師またはそれに指定された立会人が必要となる。そしてこの勝敗に、何かを賭けるという行為が生徒間で横行した。法的な強制力は無いものの、名家も多く、魔法の強さや有用性をアイデンティティとし、将来の丹本の主要人物となるかもしれない者との人間関係構築の場であるという事情も手伝い、不履行は致命的な
明胤学園内の生徒が持つ“掟”:弱く役に立たない、強くなる努力をしない、思考能力が低い、弱い者いじめばかりを誇る、といった特徴の人間は見下され、立場を失う。戦闘能力カーストで言えば教師が最上層に位置する上に、法に従順でその範囲内で活躍するならそれなりの見返りや特権を得られるようになる為に、校則に従わない者は愚者か危険人物とされ、求心力を得られない。ディーパーという逸脱者達を人間社会に馴染ませる、その理念に沿って学園側が誘導した成果。ただし漏魔症への差別意識については、是正の目途が立っていない。
体内魔力廻転:体内魔力経路の一部を使い、全身に魔力を巡らせ続ける技術。一部の魔力を、他の魔力を運ぶ役だと位置づけ、魔力を高速で巡回させる。新たに生じた魔力はそのままその運動に注ぎ込み、その中から必要な箇所に必要な量を振り分ける。大きい塊の状態で保持出来ないなら、一つの大きな運動として維持するというコンセプト。立ち上げ時間が必要である一方、維持出来たら半永久的に魔力を使用出来る。ただしこの運用を維持し続けるコントロールと精神力を持つ者が、この世に何人居るかは問わない物とする。
魔力噴射:体中に魔学的な孔が開通している進ならではの戦い方。穴を通して魔力を伝達、そのまま魔力を外に放出したり、表皮に着いた瞬間に指向性の魔力爆破を行う事で、ジェット噴射のような推進力を得る。加速や攻撃力強化だけでなく、流動防御と混ぜて使う事で防御にも応用可能。ただし使用すると、表皮や装備に火傷のような損傷を負わせるというデメリットもある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます