第三話 〜異世界エルドグと初の戦闘〜

シュゥゥゥゥ...

眩しい光が消え景色が見えてきた...地球とあまり変わらない世界のようだが、自分の姿が変わっていることにすぐに気づいた。


「あ、姿が変わってる...本当に異世界なんだな」


でもこの世界が本当に異世界かを確信をするデータもない。だって...能力が見れていないんだ。そして、自分の中で念じる...〈ステータスオープン〉と。

ブオン...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前〈レン〉 レベル:1 種族:エルフ族 能力:なし ランク:F+

ステータス:HP:100/100  MP:150/150 攻撃:30 防御:50

魔法『攻』:65 魔法『防』:70 スピード:85 職業:魔弓使い

スキル:能力強化【Lv.3】 身体強化【Lv.2】 毒耐性【Lv.4】 鑑定  分析

魔力消費減少【Lv.2】 治癒【Lv.2】 空間察知【Lv.2】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あ、完全に異世界ですな。転生成功ということでいいのかな?これ。...なるほど、

案外強い感じか。でも、一番謎なのが毒耐性だけがLv.4ということ。

エルフだからといっても流石にLv.2ぐらいじゃないのか?強すぎない?

って喋ってる場合じゃない。早く結奈を探さないと。


「...結奈どこなんだろ。」


「ここだよ~!」


あ、案外近くに居た。あ、結奈は竜人選んだんだな。だってガタイがいいって...

なんか...ガタイ良くなってない?良いなぁ。自分に関してはスリムボディだもんなぁ。...って、近くに敵らしきものがこちらに来ている様子。これが空間察知能力か。強いな。


ザッザッザッ...

「結奈、多分近くに敵いると思う。」


「うん。なんとなく気づいていたんよね。」


「来るよ...!」


グルルルルル...


「【分析】!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名称:グルイドウルフ 種族:ウルフ族 ランク:F- 能力:なし

ステータス:HP:100/100 防御:50

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なるほど。完全にゲームで言うスライム的立ち位置のようなものか。まぁ、勝てるかも知れないけど油断は大敵なんだよな...


「行くよ!」


「了解!」


さて...最初は小手調べに魔弓使ってみるか...


「【魔弓グングニル】!」

ポンッ... パシッ!

「魔弓グングニル!?あの超レアな!?」


キリキリ... バシュッ! グサッ...


ギャインッ!? シュゥゥゥ...


よし、倒せた。完全にスライム的立ち位置だったな...こいつ。

素材のためにも...


「よし。剥ぎ取ろう。」


「えぇ...気が引けるなぁ...だって動物じゃん...」


「まぁ、牙ぐらいで良いんじゃない?あとは僕のバッグにでも詰めとくよ。」


まぁ、僕のバッグに関してはいくらでもアイテム入れれるしなぁ。では、街に向けて歩いていきますか。


「「では、街に向かってレッツゴー!」」

                   第4話 完。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る