メモ 成る

自分をする。自らを分かる。そうすると、出来る。

出来ることをやっていると、何かにはなる。


おれがやる。おれがおれの望みどおりにやる。と、こだわらなくていいよね。

助けてもらっていいよね。人の思ったことを、受け入れていいよね。

おれがおれの望みどおりに、と思っていると、全てたった一人でやることになるよね。その望みを抱いているのは、たった一人だから。


出来ることをやっていて、他人の目に触れて、他人が何かを思ったのなら、そのように成っていくよね。

なんでもかんでも、たった一人の思い通りでなくていいよね。

他人に何かを思ってもらって、いいよね。


自分の思いの由らないところで、何かに成っていくよね。

それでいいよね。


成る。

弓道の「当たる」とか、的に当たった矢も、的を外した矢も、自分を写しているというところから、ピンときた。

矢が的に「当たる」自分でいることを目指すのだろう、と。

すると、剣道も合気道も、同じことのように思える。

自分を見て、相手を見て、場を見る。そして、目指す自分に成る。そんな感じを受けた。


息合いにも、感じた。

合わせるよりも、合う。

これも、自分と相手を感じて、呼吸が合っていくものなのだろう、と思った。

合う、というのは、すべての動作に通じると思った。思っていることと、事実が合っているとか、「当たる」動作をして、「当たる」状況を感じて、それに合うのを待つとか、色々、言えそうだと思った。


感じる。思う。願う。それを、肯定して、そのように行動する。成る。

願うから、行動する。分かる人には、ある程度道筋が見える。だから、プロの目に触れると、なにかが分かる。ショーペンハウアー。

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