第14話

スライムナイトのピエール。

相棒だ。


モンスターズで、スライムナイトを見つけると、すぐパーティに入れた。名前はピエール固定。配合しても、ピエール。性別関係なく、ピエール。ところで、ピエールって、男性の名前?女性の名前?わからんのだが。


かいしんのいちげきで、何度も活躍したピエール。


イブールにとどめ入れたのはピエール

ミルドラースにとどめ入れたのはピエール

エスタークにとどめ入れたのはピエール


ピエール・ザ・フィニッシャー


はかいのてっきゅうを装備し、ピエールは、天空のファミリーの護衛隊長であった。


ああ、ピエール。君の姿をみるたびに、ぼくの胸はときめく。どの世界の君も、鎧が輝いてみえる。君がいないドラクエは、ドラクエじゃない。そういうと過去作品がドラクエでなくなってしまうけど、それくらいピエールはぼくにとって衝撃の人だったんだ。もう一度、立ち上がって仲間にしてほしそうにみつめてほしい。必ず受け入れるから。


ドラクエ5から、効率とか、全く考えなくなった。ピエールのおかげである。

街でのセリフチェックも楽しくなり、小さなイベントにも目が向くようになった。

シナリオの進めて、街の人の立ち位置が変わると、全員探すくせがついた。


魔物の脅威から解放され、イタズラしても怒られなくなった男の子とか


延々と釣りをしている太公望みたいな人とか


色々なネタに目が向くようになった。


ピエールのセリフもなんとなく覚えている。

「せいっ!せいっ!」

「はっ!とりゃっ!」

「そりゃあ!」

こんなんばっかだった気がする。


いつも鍛練しているピエール愛おしい。

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