第8話
ドラクエ4も、けっこうやったな。
さすがにタイトル3つ目ともなると、ドラクエの感じってのに慣れてきてさ、詰まることはなかった。
ドラクエ4は、各キャラクターのストーリーがあったのが、とてもよかった。おかげで、キャラへの愛着が強まった。おっと、そこ、ザラキさんとか言っちゃだめだぞ。そのあとにヤバいあだ名が出てくるのは分かっているんだ。そういうノリは、はやめに釘をさしておかないとな。
まあ、ドラクエ4でみんな印象深いと言えば、もちろん、きこりだと思う。
そう、あのきこりだ。
え?知らない?
冗談だろ?
勇者の村のすぐ近くにいるあのきこりだよ。
勇者のパパ上疑惑のかかるあのきこりさ。
つんけんしているのに、助けてくれる優しいきこりさんだよ。
天空城まで行って、ようやく、きこりにパパ上疑惑がかかるんだよね。天空人ときこりの間に生まれたのが勇者だと教えてもらえるんだよ。たしか。
そこで、ママ疑惑のかかる天空人もいるんだよね。僕は、叔母さんだと思っているけど。理由は忘れた。
村を焼かれて、ひとりぼっちになった勇者。その勇者のところにだんだんと仲間が集まっていくのは、嬉しいストーリーだった。
そして、パパ上とママは生きているんじゃないか疑惑。
ストーリーを進めると、勇者はひとりっきりじゃないと思えるところが、良かった。そういう雰囲気を持つ世界観だから、悪役がピサロのような設定になったんじゃないかな、と。
魔族をまとめあげて、ロザリーに心を許しているけれど、どこか孤独なピサロ。ロザリーを失って、完全に孤独にとらわれてしまったピサロ。勇者との対比が、ドラクエ4の世界で大事なところだと思う。
人はひとりきりじゃない、とか。
孤独にとらわれると見失うものがある、とか。
なんか、そんなものを感じたドラクエ4でした。
え?卵と鶏?
じゃあ、それはまた今度。
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