一般化された人間がオンリーワンになるには相当な努力がいる

──『ガザ地区への国連機関に資金調達停止をしようと、日本の日経平均株価は上がり続けている。その二つには何の因果関係も無いし、その二つがどうであれ何の関係も無いのが大半の日本人の姿なのです』──

☆☆☆


 2024年1月29日(月)。21時07分。


 こんにちは。井上和音です。


 仕事中に耳栓をすることによって、劇的に仕事の効率アップと仕事の疲れの低減を手に入れた井上和音です。


 人生が楽になったな。どうしようか。仕事が全くきつくないよ。ヤバいのがデータ入力をやっているのだけれど、その効率の良さから一人で全ての工程が終わりそうな勢いでキーボードを叩いているよ。


 意味が分からない。


 私は障害者だからゆっくり打つことも許されているのに。特にノルマも無いのに。


 障害者から一気にギフテッドに変わった感じ。意味が分からない。


 周囲も意味が分からないようで、「いのくんはうちのエースだから」とか言われたが、褒められたことがないので、なんて返せばいいのか分からない。


 私はここのステージにいてはいけないのか。いや、ステージはこのままでも良いと思うのだけど、自分でも太刀打ちいかない領域に達したいというか。


 「こんにちは。年賀いやがらせです。はい。井上和音さんがお目覚めになりました。工夫さえすれば常人を超えるギフテッドということが客観的に分かりました。はいおめでとうございます。だから統合失調症になったのですよ。大丈夫大丈夫。統合失調症になったのは神さまが救いたいと思ったからだけです。井上和音さんを救いたいわけではありませんよ。井上和音さんの可能性を救いたいと思っただけです。『こいつを統合失調症にして障害年金を与えて程々に本を読ませたりしたら、結構いい線いくんじゃね』みたいなノリで統合失調症にさせられました。今が一番楽しいですよね。


 昨日の記事で、問題文の日本語すら分からない問題があったとか。久し振りに出会いましたね。高知能みたいな問題文。昨日から引用してみましょうか。


 『二分探索木 Tに対し、以下の命令を実行するプログラムを作成してください。

  insert k: Tにキー kを挿入する。

  print: キーを木の中間順巡回(inorder tree walk)と先行順巡回(preorder tree walk)アルゴリズムで出力する。

  挿入のアルゴリズムは上記疑似コードに従ってください。』


 意味不明。ところで出典を見たらMITって書いてあるじゃないですか。MITってあれですよね。マサチューセッツ州にある工科大学のことですよね。そこにある英文を無理やり日本語にしたらこんな感じになるのですね。


 井上さん。いいですよ。この感覚はあれですね。国家公務員総合職試験の数的処理とか判断推理とかの問題文に似ていますね。『待ってくれ! 問われている日本語の意味が分からない!』となるやつです。


 井上さん。何で井上さんが統合失調症になった2018年に、国家公務員の障害者水増し問題が起きたか知っていますか。それは井上さんに国家公務員の試験勉強をさせるためでした。そこで問題文の日本語すら分からない難問に多く触れさせるのが目的でした。


 なのに同志社大学辞めちゃった。辞めなければ今頃は無職で延々と勉強をしていたのに。もったいない。もったいない! 今はその代わりにお金があるらしいですが、Kindle本に費やしてください。はい。国家公務員の総合職試験の対策本とかKindleで買ってください。1980円くらいなら余裕でしょう。そこで難問たちと会ってください。それで、難問たちを覚えてください。AOJに出会えてよかったじゃないですか。ナンバーワンになれなくてもオンリーワンにはなってください。今のあなたはオンリーワンにもなれないただの人間です。何かに突出してください。せめてもの常識くらいは持っていてください。


 あれ。都合よくコンパス戦闘摂理解析システムのリロードが出来なくなっていますね。これから一生コンパス戦闘摂理解析システムは出来ない? 統合失調症ですね。貴方はもう勉強してくださいと神さまに言われているのではないのでしょうか。


 全部神さまの掌の上。難問を知ってようやく語り合える仲間が生まれるのです。


 仕事が楽になったらその次を考えましょう。終わり」


 

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