第3話 神様よ...大丈夫だって言ってたよね?

ま、まぶしい...。あ、前世の記憶ってそのままなんだ。

ここ、どこ?


とりあえず、赤ちゃんに転生したんだな。

泣いてみるか。


「おぎゃあ、おぎゃあ。」

この泣き方、もうできないかと思ったww

さてと、女の人が来た。

あの人がお母さんかな?


「あら、美咲(みさく)起きちゃったのね。よしよし」

それで私は、お母さんの顔を見た。

なーんか見たことあるんだよな...。

気のせいだろうけど...。


「ただいまー。」


ん?今の声。

「おかえり、幸喜。」

「あ、美咲起きたんだ。ただいま、美咲。」

「そうなのよ、ほーら美咲。お兄ちゃん、帰ってきたよ。」


さわるな!

そう言いたいけど、この体では言おうにも言えないし、反論のしようがない。


頭が撫でられる。私は、気絶しかけた。




私が転生した先のお兄ちゃんが、あいつだったなんて...。


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