第2話 は、はぁ、神様...ですか。

私は、死んだことを自覚し

神様のつかいだというものに

神様のところへ連れていかれた。



「おう!お前が間違ってし...」

神様(?)が何か言おうとしていたが、周りの人たちに口を取り押さえられていた。

なぜ神様に?がつくのかというと...


全くもって神様っぽくないから。

多分チャラ男分類に入るタイプの人間...。


「...い、聞いてる?おーい。」

はっ!そこで我に返った。

「すみません、聞いてませんでした。」

「あ、そう...。じゃ、もう一回言うね。」

「はい」

「実はさー。間違えて死なせちゃったんだよねー。君のこと。」




は?

「はああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁあぁああああああ?!」


ま、間違えて死なせちゃった...?

「そうなんだ。すまない。」

あれ、声に出てたか。


「あの、それで、私どうなるんですか?」

「あー。元の世界に戻すことはできないんで、希望のとこに生まれ変わらせてあげるよ。」

「は、はぁ。あ!」

「なんだい?決まったのかい?」

「いや、絶対嫌なところが思いつきました。」

「どこ?」

「栗島幸喜(くりしまこうき)の妹だけは、絶対に嫌です。」

「おけ、まかしとき。」

なんかはわからないけど、赤ペンで紙の上にぐるぐると印をつけてた。

「今度は間違えないでくださいね。」

「だいじょーぶ!間違えんって!」

「いや、間違えそうだから言ってるんですけど...」

「よし、もうできたよ。さ、いってらっしゃーい!」

「え!?あ、はい。いってきます。」

そして体が吸い込まれた。

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