第2話 は、はぁ、神様...ですか。
私は、死んだことを自覚し
神様のつかいだというものに
神様のところへ連れていかれた。
「おう!お前が間違ってし...」
神様(?)が何か言おうとしていたが、周りの人たちに口を取り押さえられていた。
なぜ神様に?がつくのかというと...
全くもって神様っぽくないから。
多分チャラ男分類に入るタイプの人間...。
「...い、聞いてる?おーい。」
はっ!そこで我に返った。
「すみません、聞いてませんでした。」
「あ、そう...。じゃ、もう一回言うね。」
「はい」
「実はさー。間違えて死なせちゃったんだよねー。君のこと。」
は?
「はああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁあぁああああああ?!」
ま、間違えて死なせちゃった...?
「そうなんだ。すまない。」
あれ、声に出てたか。
「あの、それで、私どうなるんですか?」
「あー。元の世界に戻すことはできないんで、希望のとこに生まれ変わらせてあげるよ。」
「は、はぁ。あ!」
「なんだい?決まったのかい?」
「いや、絶対嫌なところが思いつきました。」
「どこ?」
「栗島幸喜(くりしまこうき)の妹だけは、絶対に嫌です。」
「おけ、まかしとき。」
なんかはわからないけど、赤ペンで紙の上にぐるぐると印をつけてた。
「今度は間違えないでくださいね。」
「だいじょーぶ!間違えんって!」
「いや、間違えそうだから言ってるんですけど...」
「よし、もうできたよ。さ、いってらっしゃーい!」
「え!?あ、はい。いってきます。」
そして体が吸い込まれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます