リアルヒーロー育ててます

 予定が無い休日って最高です……。おはようございます、東雲です。


 予定が無いと言っても、家事をするとか、テーブルに溜まったプリントを片付けた方がいいんじゃない? とか、そう言う細かいやった方がいい事は沢山ありますが、……いや、知らない知らない!(笑)明日やれることは明日やります!(ダメ主婦・笑)




 カクヨムでは実の娘、SANAも活動しておりますが、東雲には息子もおります(あんまりネット上でプライベートを語るのは良くないとは思いますが多少のフェイクも入れつつ)


 息子は日本一を目指す武道男子でありまして、なんの競技かを言うと身バレしますので置いときますが(笑)日々鍛錬に勤しんでおります。


 お察しとは思いますが、東雲は昔から完全なるインドア派です。

東雲の親は時代もありまして、習い事なんかには着いてくることもなく、楽しくはやりましたけど特に何の芽が出ることも無く終わりました。


 我が子には好きな事をやって欲しい! とは思いましたが、付き添いや保護者との付き合いがあるような習い事はさせないでおこうと思っていました。


 夫は仕事で不在がちだし、祖父母のサポートも期待できなかったので自分のキャパを超えるような事はしたくなかったのです。


 争い事は一切好まず、誰かが叱られている声にすら自分が怒られている気持ちになるような息子。

おもちゃもおやつも欲しいと言われたら譲ってしまう子で、真面目なのでなんでも普通には出来ましたが、貪欲さとは程遠く、『これが好き!』と言う熱意に欠ける。


 何か熱くなれる様な、ハマれるものがないかなーと模索していた小学校高学年。


 外競技は花粉等のアレルギーが辛い(子ども達喘息持ち)、洗濯したくない、日差しつらい(笑)、ちょっと精神論的なメンタルを鍛えてくれるような習い事がいいなあ……と思っていました(理屈っぽい男なもんで)


 そして知り合いの伝でたまたま見学しにいった武道場で見た先輩の演武に、親子で見事にハートを撃ち抜かれ(笑)人生で初めて、息子が自分から「やらせて下さい!」とお願いし入門する事になりました。


 東雲も武道の経験はゼロです。


 ただ、憧れはあったし、特撮のアクションが昔から大好き。

 間近で見られる生のガチアクション。揺れる床、舞い散る汗(なのに汚くない)、息づかい、そしてヒーローの如く語られる精神論。


 東雲は芸能人やアイドル等にあまり興味がなく、他人を見てドキドキするなんて事は本当にないのですが、眼の前の男子中学生(当時)にもう胸がドキドキ(笑)


 かっっっこよ―――!!


 それは息子も同じで、気がつけば他の習い事も一切やめて(笑)武道一択になっていたのでした(笑)


 入ってから知りましたが、今時保護者完全付き添い、稽古基本休めないと言う習い事。

あんなに嫌だった保護者同士の付き合いもあります(笑)遠征に行くとお金もバリバリかかります。


 ですが、我が子が本物のヒーローになる日を夢見て、稽古中の息子や周りの武道男女の格好良姿をリアルでみられると言う眼福状態に負けて(笑)せっせとサポートさせていただいてます(笑)


 最近またアニメシリーズが始まりましたが、鬼滅の刃ってあるじゃないですか。


 あの話、ただ漫画だからってわけじゃなくて、かなり武道の精神にのっとってるんですよ。


 自分の気持ちが負けそうな時、師匠からの教えと鬼滅の刃のセリフが絶妙にリンクするんです(笑)心折れそうな時に何度助けられたことか(笑)

小説を書いている時も、日々の稽古での教えや演武の流れ何かを思い出しながら戦闘シーンなんか参考に書かせてもらってます。


 そして、敵キャラではありますが、中に猗窩座あかざと言う武術キャラがいまして。初めは漫画の悪役だな〜くらいの認識だったのですが、……武道を真剣にやるとですね、猗窩座みたいな体系になるのです……! 構えも本当にソックリに……!


 稽古中に熱くて上の道着を脱いで練習をしていた当時日本一の先輩の構えがまさに猗窩座の『破壊殺・羅針』


 入門して二度目のハートを親子で撃ち抜かれ(笑)「頑張ったら自分がリアル猗窩座になれるぞ! マジで!」と理解してからのテンションの上がり方がエグかったです(文章書きとしてあるまじき言葉の乱れだ……)


 と、言う訳で、現在も闇落ちしない光属性の猗窩座を目指して日々頑張っております(笑)


 漫画家って凄いなと思ったのは、作者本人は武道とかやった事ないと思うのですが、筋肉や構えがちゃんと鍛えた人のそれで描かれているんですよね。


 あの筋肉、漫画の誇張だと思っていたのですが、本気でやるとあんな感じになっていきます。


 喘息で、ゼイゼイいって、「血が出ても戦わないといけないなら、僕はヒーローになれない」なんて言っていた息子が、今では「泣き言いっとらんで練習せい!」と後輩のケツを叩くまでになっており成長を感じますです(笑)


 柱までの道のりはまだ一万歩ほどありますが(笑)炭治郎タイプの息子なので頂きを目指して親子共々頑張ります。


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