小説ってどうやって作るの?

 ……何を言ってるんだと言う感じですが(笑)

カクヨムを徘徊してると、こうやって私は書いてます!的なノベルHowtoみたいなの書いてる方いらっしゃって、興味本意でチラ見したりするのですが、皆さんすっごく色々考えて執筆されてるんですね……!!


 お前も書いとるやないかい!って感じなのですが、私はホラ、最初は娘限定で読んでもらうつもりでしたので上手く書く必要はなかったんです。

小学生が自由ノートに漫画を描いて友だちと読み合いするレベルで。


 カクヨムさんって書籍化狙いの方も多く、最近の流行り物や読者のニーズに合わせた作品を書いてやるぜ!みたいな方多いですよね。

それが出来るって私には凄い事です。

職業でもないのに相手のニーズに合わせて創作する……いや、それプロじゃないの?!


 私にとって今のところ小説は娘と楽しめる趣味ツールのひとつなので、そういう方をお見かけすると「すげぇや……」とただただ感心。


 じゃあ、自分ってどうやって話を書いてるっけ?とハタと疑問に思いました。


 よくプロットを書く……と言いますが……書いたっけ……??(笑)

一応学生の頃にも二本ほど書いた事があるんですけれど、その時は時間があったのでプロットらしきものは作った気がします。周りがオタクばかりだったのでそれなりに知識もありましたし(作画の方ですが)


 しかし、今は時間もあまりなく、突然スマホで打ち込みはじめたような……と色々思い出していたのですが(最近過ぎ去った事ってすぐに忘れるんですよね•笑)


『アルカナ』に関して言えば、最初に考えたのはキャラクターでした。

 狼に変身できるけれど、なんの力もない子を主人公にしたい!と。そしてその子のイメージを脳内で再生。黒髪で猫目……目は金色!みたいな。

初めは里を焼け出されて火傷を負った性別を隠している女の子だったような気がします。

でも娘に読ませるためだったのであんまりに重い設定はやめました(笑)


 偶然国のお偉い様達と知り合い、国の陰謀に巻き込まれていく系にしたいな〜と思ったけれど、私の頭では大したネタが思い浮かばず、やはり娘には難しいか、と無しにして、もっとおとぎ話的な優しい内容にしたくてキャラクター設定を色々考えて……


 ヒーローは絶対赤毛にしたい!昔から脳内に住んでた銀髪のあの人も出したい!ヒーローは絶対に剣士!のようにキャラクターイメージを膨らませ、あとは思い浮かんだ格好いいシーンを文字にして違和感ないような設定を跡付け……繋ぎあわせました(笑)


 初期から序章のイメージと、イルの正体がバレる所のイメージはあった気がします。

書いてる内になんか神が降りてきて(笑)冒頭の『創世記より』が浮かび、ガヴィの設定が色々固まりました。

ガヴィは最初、自信過剰気味のすんごい強気な青年になる予定でしたが、色々書いてる内に『剣の腕は立つし口は悪いが、実は真面目で臆病な青年』に変更。初期の頃の方がヒーローとしてはいいかもしれなかったけれど、今の方が人間味がある気がします。


 文章力うんぬんは置いといて、キャラクターは好きです!と言っていただける事が最近チラホラあり、ああ……キャラクター先行で話を作っているせいかな?と思い至りました。いいか悪いかは解りません(笑)

ただ自分のキャラクターは愛しいです。


 娘と一緒に泣いたり笑ったりしてくれたらなあといつも思って書いてます。


 『アルカナ』は元々娘に送る物語です。

主人公のイルは全く同じではないですが、多少娘を投影している所も。

イルは冒頭部分以前で辛い思いをすでにしているので、物語は優しい人達に囲まれていって欲しいと思っております(*^^*)


 皆さんはどんな書き方で創作活動されているんですかねえ〜!それを想像するのもワクワク!


(こんな調子なので果たして『アルカナ』以外の話が書けるかは……謎です)


↓よろしくお願いします☆


アルカーナ王国物語〜赤毛の剣士と夜明けの狼〜 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817330667788261359

 

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