第13話 私は、なかなか断れない!

 これは膜のせいか、トラウマのせいか分かりませんが、私はNo! を言うことが苦手です。


 断れないため、今までの人生で、様々な悪い人が、私の元へとやってきました。


 他人を利用したい人は、私のように断れない人に、いち早く目をつけるようです。


 私には膜があって、これは私にとって、良いかどうか判断できないため、それで断れないことが多いです。


 膜で世界から隔絶されてしまい、情報が入ってこないと、分からないです。


 普通の方は、世界と繋がっていますので、それが良いのか悪いのか、判断できるようです。


 人のものを盗むなどは絶対に悪いこととかは、分かります。

 ですが、複雑な人間関係の中で、自分で判断して断ることがとても苦手です。


 それと、前によく人に嫌われ、人が私から去って行ってしまったことが多いです。


 その記憶があり、「人が去っていくのが寂しい!」との気持ちも抱えていて、断れないのは、膜だけでなく、前の悲しいトラウマがあるからかもしれません。


 私も正しく判断して、きちんと断れるようになりたいです。


 あと、やはり、普通の方のように、世界と繋がりたい! です。

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