巻末にだいたい書いてある誰も読まない謎の文章(あとがき)


 というわけで第1部完です。


 最初の十数話を読んで学園ラブコメだと思った方、ごめんなさい。めっちゃ普通に青春小説になってしまいました。でも楽しく書けたので作者は満足しています。きっと読者の皆さんにも楽しんでいただけたことでしょう。


 一ノ瀬まどかをヒロインにするか主人公にするかでとても悩んだ一か月だったのですが、主人公にして正解だったと思っています。


 ただヒロインとして登場させるならまどか視点の情報はあまり必要ないですし、彼女の心境にスポットを当てる必要も無いと思います。でも、それでも彼女の考え方や行動に焦点をあてたことで最終話までの流れで、物語に深みを出せたのではないかと思っています。どうでしょうか。


 続きは考えています。でも学園ラブコメになるのは第3部くらいからになると思います。それでも見てみたいという奇特な方はフォローしたままにしておいていただけると嬉しいです。


 カクヨムに投稿し始めてから痛感していることは、読者の目線と作者の目線が全く異なる事です。


 こういう事を書きたい。こう読んで欲しい。そう思って段落や文章の作り、単語などを吟味しても、読者としてはストーリーが気になるものと思われます。読みやすくサクサク進む方が喜んでもらえる事は間違いないですけど、心理描写が無いと理解しづらい所もあります。バランスって難しいですね。


 この表現めっちゃエモくね!? と思っても、意外とそうでもなかったりします。


 文章の流れなども読みやすく、且つ読み応えがあるように書いているつもりですが、流れを意識しすぎて必要な表現がすっぽ抜けてたりします。読みづらくてごめんなさい。後で読み返して「あ、これを書いとけばよかった!」と気づいても更新しづらいですし、「ま、汲み取ってもらえるやろ!」の精神でそのままにしてます。でも次回作の参考にしたいので、こういう描写があれば良かった。みたいなコメントは欲しいです。ください。お願いします。


 どういう風に読んでもらえているのか。どこを楽しみにしてもらえているのか。それは一生分からないままなのかもしれません。結局書いているときは作者は一人です。孤独と自己満との戦いです。書き終わって投稿して、初めてフィードバックを得られるわけですから、作者は面白い物を書いたと信じて投稿しています。


 1文1文につまずきながら書いています。


 どこか少しでも面白いと感じていただけるように頑張ってます。でも結局、作者が面白いと思っている事ばかり書いているので自己満に過ぎないのかもしれません。


 私の思っている面白いを少しでも共有できているなら幸いです。


 続きの投稿がいつになるかは分かりません。1か月かかるかもしれませんし、来週には投稿しているかもしれません。内容はある程度固まっているのですぐにでも投稿できるとは思いますが、書いているうちにズレてきたりしますので、少々お時間をいただければと思います。


 いま連載中になっている作品たちも更新したいと思っていますので、やっぱり時間はかかると思います。


 続きのタイトルは『マシュマロよりも甘くて切ない恋』にしようかなと思っています。それに合わせて今作のタイトルも『ミルクティーよりも苦くて甘い恋』に変えようと思います。今のタイトルのままだと「タイトル詐欺だ!」と言われそうで怖くて………。


 次回作を投稿したらまたお知らせしようと思います。


 次回作のお知らせが本作の最後の更新になるかと思います。


 宵歌と立の話が中心になりますが、そこに地元の友達が絡んできたり柏田さんが再登場したり、もちろん一ノ瀬まどかも登場します。あと、立が女嫌いになった原因の女性も登場したりしなかったりします。つまりはもっかい飯芽町に行くという事ですね。


 幼馴染っていいよね! を全面に押し出した話になるかと思いますのでご期待ください。


 最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。どれだけ面白いと思って書いていても読者がいなければ書き進める事も出来ません。みなさんに読んでいただけることが一番のモチベーションになりますので、ここまで書くことができたのは一重に読者のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。


 もしよろしければ、また次回作。もしくは別の作品でお会いしましょう。

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