第8話 着陸

物凄く強い衝撃を受け、何とか着陸した。


不時着というべきか。


【くっ…痛い…どじったな…】


船長も負傷したようだ。


俺も強打したため、腕に感覚がない。ヤバいな。


【無事か?命あるだけ良かったと判断するか…すまん。着陸にこれほどの力が加わるとは…ここは超硬度の地面なのかもな】


 負傷してるが、確かに命は…この先のこと考えたらそんな安心も出来ないがな…


【船長、船内調べてきます】


【一人では駄目だ。動けるものは頼む。私も行く】


 船長も含め五名で船内に。不時着とはいえ船内の確認に集中出来る。


 それに、このエウロパって海がある。超硬度の地表に着陸したのは失敗だったな。仕方ないが。


【銃のセフティーロックは解除しておけよ!!】


【了解】


船内を傷つける可能性あるが、仕方ない。




 あまりにも静かだ。無音だ。警戒してるので歩く足音もほぼしない。何が出てくるか解らないからな。



エウロパ…ここに本当に住めるのだろうか?


 確かに水はある。超硬度の地面には建造物は置くだけになってしまう。地震は無いのだろうか?



【いない…どこに消えた?それとも隠れてるのか?】


船長は言葉とは反対に落ち着いている。


【船長、なぜそんなに冷静に落ち着いていられるのですか?不安は無いのですか?】


俺は不思議に思い確認した。


【もしもだ。もしも船長の行動に間違いがあったら?みんなの命を犠牲することになるだろう】


【さすがですね…俺は怖いですよ】


【ははっ…その怖さが、頼りになる行動に出てるじゃないか。気がついてないか?なぜ銃を下に向けている?本来正面の進行方向の正面に向けるのでは?】


【あっ、これは…その、えーと、そうですね…】


【いや、責めてる訳ではない。間違って発泡しないようにだろ?そして銃を向けることにより視野が狭まる…】


【そこまで考えて無かったので、その…】


【頼りになるな…さあ、みんな、もう少し調査だ】


不思議だ…こんな窮地に嬉しくなってる。


褒められるのはいつ依頼だろう?


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