第10話

11話は12時に上がります。




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17時半に差し掛かった時美咲は目を覚ました。


「あ、あれ?私寝てた?」


「ああ、そりゃもうぐっすりとね」


美咲は僕の膝から頭をどけ謝ってきた。


「ご、ごめんね!」


「大丈夫だよ、そんだけ疲れてたってことでしょ?」


「そ、それはそうだけど…」


「なら今日はゆっくり休む日ってことでね」


「翔太がそう言うなら」


美咲はずっと疲れていたからな、このくらいへっちゃらだ。

そして美咲の寝顔の写真も手に入ったし僕としても満足だ。


「ご飯までまだ時間あるわね」


「そうだなぁ…。よし寝よう!」


「私はさっき寝たばっかなんだけど」


「じゃあ僕だけ寝てくるよ」


「わかったわ、ご飯になったらおこしに行くからね」


「ありがと」



美咲にそう伝え、僕は自室に戻った。

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