第2話
3話は15時に投稿されます。
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僕は鳴り響くアラームの音で目を覚ました。
「ふぁ…、眠い」
眠いけれど起きなくてはいけない。なぜなら…。
「翔太、起きてる?」
そう、美咲が来るからである。僕はこのために起きるといっても過言ではない。
ちなみに僕が起きていなかったら顔面をグーで殴られるので早く起きているのもある。
「ご飯できてるから早く降りてきてね」
美咲はそう言い残すと部屋を去っていった。
ああ…、もう少し美咲を見ていたかったのに…。まあ、下にいけば会えるから早くいこう。
「おはよ母さん」
「おはよ翔太、早く食べちゃいなさい」
そう言われテーブルにある料理を食べる。うん、今日もおいしい。さすが美咲が作った料理だ。
そう、これは決して僕の母が作ったものではない。美咲が僕たちの家に来て作ってくれたものだ。母に料理を作られようとしたら最悪家が全焼してしまう。なのでキッチンに立たせてはいけない。
昔、母が料理を作ろうとして天井を焦がしたことがある。それを美咲のお母さんに話したらその次の日から美咲が家で料理を作ってくれることになった。
ありがたい限りだ。
これがないと生きていける気がしない。
現在美咲は家に帰って着替えなどをしている。その間に僕は食事をして歯磨きして征服委に着替えなければならない。結構忙しい。
「翔太~」
玄関から美咲の声が聞こえる。相変わらず早い、僕も見習いたいものだ。
「お待たせ」
さあ、最高の一日が始まるぞ!
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