コロナ禍を過ごした学生達のリアルが詰まっています。でも、読者やプロ作家の多くはコロナ禍の前に学生を経験した人々で、自分が読んできたもののように書こうとしても、何を書けば良いのかわからないというギャップがとても鮮明でした。最後の二文に、特に色々な葛藤が込められていると思います。とても考えさせられました。素敵な作品を、ありがとうございました。
少しずつ日常を取り戻している私たちですが、それでも失われた数年間がある。そのことに気づかせてくれる作品です。もう二度と、あのような日々にならないように、祈っています。自分たちの次の世代が、マスクを外して、笑顔で青春を過ごせますように。