第50話 空っぽ
目まぐるしく動く中
周りは休みだってのに
どうしようもない感情を押し殺して
いつもと変わらぬ日々を
帰ってきた部屋の
現実を語ってる
感情と理性が、ぶつかって
荒れそうになる気持ちを落ち着かせ
ふて寝に変わって、
不器用なまま歩いて
ずっと晴れだとしても
目の前だけが晴れない
優しさや愛に
そんな甘い気持ちや憧れを
現実を生きる
心は、いつも空っぽのままにしている
いつか誰かのために働いた気持ちや想いが
優しさや愛に変わって
心の中に満たされる日を
願っているから
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