徒然なる道草

今尾 活

第1話 徒然なる道草への誘い

 私は、毎朝のようにウォーキングをしています。それは、健康のためだけではありません。歩いていると、陽射しや風などにより、その日の天気を肌で感じ取ることができます。また、目に映る風景などで、以前には見えなかったことに気づくこともあります。そのようなことを通じて、生きていることを実感できます。

 現代社会は、物が豊かで高度情報化が進み、とても便利に暮らすことができます。反面、往き交う人々がせっかちで、心にゆとりがないと感じます。そのような生活を長く続けていると、次第に自分を見失い、人生における大切なものが見えなくなってしまうのではないでしょうか。

 私は、このような時代であるからこそ、人間としての原点に立ち返ることが大切であると思います。たまには日常生活の中で立ち止まり、ゆっくりと周囲を見渡してみてはいかがでしょうか。そうすることにより、現に生きていることを実感し、世の中のことや自分自身の今後のあり方について考えることができると思います。

 私は、これから時々、「徒然なる道草」を通じ、皆さんと共に世の中のことや身近なことなどについて考えてみたいと思っています。お付き合いいただければ幸いです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る