古文を読んでると

奈良時代や平安時代の、短歌や文章を


わたしの部屋で読んでると


しばらくして、何者かに見られてる気になってくる。


部屋の机のそばに、立って、わたしを見てる何者かの存在を感じてしまう。


教科書から目をそらして


フッ

と、誰かのいるのを感じるほうを見ても


存在は感じるけども姿は見えない。


「誰か、そこにいるな~」

って思うんだけど...


そうすると


笑って、わたしを見てる気になる。


「あはは...」

「うふふ...」

「えへへ...」

「おほほ...」


って言いながら、わたしのこと見てる気する。

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