朝起きて気づいたら女の子だった!?

@Umasuke

第1話

俺はある日、女になっていた。

何を言っているのかわからねーと思うが、俺もよくわからなかった……。


-------------------‐

「うぅ……」

俺は目が覚めた

(俺……は……)

いつもと同じように太陽が差しかかるはずの部屋の中で目が覚めた、いつもとは違う部屋の中体を起こした、すると普段はするはずがない違和感を感じた

(…?)

なにかいつもと違うような気がしたのだ、部屋は普段は太陽の光があり目を覚ますのだが今回は違った、その違和感の正体はなにかを探ろうとした時にふと自分の体を確認した

(ん?ん?ん?)

本来あるはずの無い胸があったり、いつもは絶対にあるはずのそれがなくなっていたのだ、

あまりのことに思考が止まってしまった

(まだきっと夢の中だ、うんそうだ、そうに違いないね)

と布団に入りまた寝ようとした、しかし

(いやいやいや、夢じゃないやん、)

頭の整理は出来ていながとにかく学校に遅れそうなのでとりあえず俺は準備を始めた、

「いつも着てるのにブカブカするな…

腕とかお腹とか。でも、胸が苦しいな…」

俺は女の体になってから思ったことがある、

(どうやって女であるかバレないようにしよ…)

これには理由がある、それは俺のクラスが男しかいないからである、

クラスの男子は日々、彼女欲しい、彼女できたらこんなことしたいとよく話しているのである、女だとバレたらなにか面倒な事になりそうだな、と感じたのでバレたくないのです

(ほんとにどうしよう)

と考えてるうちにスマホがなる、

ん?誰からだ

とスマホを確認したらクラスの1番の友達からだった

「「今日自転車か、バスどっちで来る?」」

という内容だった。

(あいつ、最近彼女できてたのに一緒に行かんのかな?)

とか、考えている時に

(そういえば今何時だっけ)

その時スマホの時間を確認したその時、時刻は7時50分を指してた

「やば!!遅刻じゃん!」

急いで着替えて学校に行く準備をした。

「急げぇぇぇ!!」

と急ごうと思ったが

(いやいや、そんなこと言ってる場合じゃないな)

そう、こんな姿であるためどうしても理解が追いつけないのであった、

親は2人とも朝早くからなので当然居ないのでどうすることも出来なかったので、とりあえず、向かうことにするかと準備をした。

(少し遅れていくことにしようかなー)

と考えて暫く気持ちの整理をしてから向かうことにした

------------------‐



学校に着くと既に3時間目が始まっていた、

担任の先生は

「伊野、遅刻か…」

と先生がこっちらを見て

「また遅刻か、一体いつになったら治るのか。」

と言った、そうすると周りの生徒が笑った。

俺は

「すんません、」

といって席に着いた、

「お前遅れるなら連絡くらいよこせよなー」と前の席から言われた、こいつは飯田隼人(いいだはやと)という、クラスで1番仲がいい友達だ、こいつは口が堅いから秘密は守ってくれる、相談するとしたらこいつだなと考えていると

その時、隼人から言われた、

「お前、めちゃくちゃ痩せたなー

後、肌綺麗になったな」

と言われた。

正直ビックリした、これ程すぐに気づいて話してくれるとは。

クラスのやつからもめちゃくちゃ痩せたなと言われてはいたが、肌が綺麗になったと言ってくれたのはこいつだけだ、

(なんかすげー嬉しいな)

と思いはっとした

(俺、今女だからめちゃくちゃ変わってるんかな?)

実は言うと朝から自分の体を触って女になったと気づいただけなのでどんな風になってるかわからなかった。

俺は

「ちょっとトイレいってきていい?」と言った

隼人は

「あー、なら俺も行くわ」

と言い着いてきやがった、

(確認したいから来ないで欲しかったな)

鏡を見て確認なんてしてたら変人だと思われるだろうと思いつつトイレに向かった。

トイレに向かった

そして休み時間が終わる頃に俺は

「ごめん腹痛いから先戻っててや、後で来るって先生に伝えといて」

と言うと隼人は笑いながら

「あいつサボりですって言っとくわ」

と笑いながら言いやがった

(よし、後でしばくか)

と思っていると、隼人が

「じょーだんやん!ごめんごめん」

と謝ってきた、

(こいつ心でも読めるん?)

と思いつつも

「じゃ、よろしく」

と言い個室に篭った

アイツらが出ていったのを音で確認したあと、出て鏡を覗いて見たそしたら思った以

上に女らしくなっていて思わず笑ってしまった

(めちゃくちゃ美人になってますやーん!)

なんで女と気づかれていないのか不思議な位だった

(あ、髪の毛のせいか)

幸運な事に髪の毛が短かったお陰で気づかれることは無かった、

(まぁ、バレるのも時間の問題かな?)

「まっ、いいか!」

と教室に戻るのであった

先生が

「お前、お腹大丈夫か?」

と心配された、この先生は優しすぎる

(優しすぎて面倒臭いんよなぁ。)

そう、優しすぎてめんどくさいのである、

(そりゃね、厳しい先生より優しい先生の方がいいけど、さすがに心配しすぎてN○Kなみのしつこさだ)

と愚痴を思いつつも

「大丈夫です」

と自分の席に戻って教科書を開くのであった

授業を聞きノートを取っていると隼人が

「なぁなぁ、叶」

俺は

「ん?どしたん」

と問うと、隼人が驚きなことを話した

「お前ってなんか今日、いつもと雰囲気違うよなー」

と話してきた

(え、俺バレてます?話そうとは思ったけどこんなに早くバレることあります?)

しかしまだ雰囲気の事しかいわれてないので焦らずに聞き返した、

「え、俺いつもとなんか違うん?」

と聞くと隼人は首を縦に振った

「なんか、叶なのは間違えないんだけど、なんというか、いつもより周りのこと気にしてるような」

(うん、これまだバレてませんね、隠し通せるね)

「さぁ、気のせいじゃね?」

と言うと心配そうに

「また酷いことされたりしてないよな?

なんかあったら俺に相談しろよ?友達なんだし」と言ってきた

(こいつ優しすぎんだろー!)

と思いつつも頷いてありがとうと言っといた

授業が終わり昼の時間の頃、俺は弁当箱を開くいつも朝早くから仕事にいくお父さんが作ってくれている弁当だ。お父さんは、元料理人だった作るものがどれも美味しすぎてヤバいのだ!(語彙力がなくなるくらい!)

という弁当を毎日食べてるのでそりゃ大きくなってしまうんです。

弁当を食べ終わると俺は片付けて早々に図書室に向かった、図書室はいい所だ静かであり、本を読んでいられるのだから。俺は本を読むのが大好だ、自分の中で好きなことのベスト3に入るくらいだ。

さて、じゃあ図書室に来て、何を読むのか、どのように選んでるのかを教えよう、まず読むものは大抵ホラー系である、ホラーのいい所は人の弱さであったり強さであったりを表すのにちょうど良い感じになっているからである、ホラー以外に好きな物はなにか?と聞かれた場合次に答えるのはラノベである、実はだが、小学校、中学校では図書室にラノベが沢山置いてあるのだが高校の図書室ではラノベがあまりにも少ないのだ、俺はラノベ読みたさに、買ってきてクラスで読んだりしている。さて教室に戻るかと昼休みもそろそろ終わる頃に、本を返して教室に戻った

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