『寝言』

ぽふ、

第1話

うたた寝る。午後。

さわやかな秋の、行楽に、もってこいの天気に。


ゆめと、うつつと、行ったり来たり。


ゆめと、うつつと、境界付近を、ふわふわ漂っている。

ゆめにはうつつの、うつつにはゆめの、意識で、居る。


つまり、寝惚けて。


彼と、ふたり。

おやすみの日。

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