GALAXY LAND

阿部ムサシ

第1話

第1幕


神道


衛兵:ここは立入禁止だ!

?:現実を変えに来た。これが真実だ!


魔物が召喚され、城が破壊される。


衛兵:魔物使いひとりに城が破壊されただと?


衛兵:魔物使いとてカトプロガス城に侵入するのは不可能。


衛兵:衛兵の中に裏切り者がいる?


衛兵:だが、これ程の騒ぎをおこして残っているとは考えにくい。


衛兵:こっちにも魔法陣があるぞ!


衛兵:スウサル様だ!スウサル様が魔物を呼び出している!


衛兵:スウサル様!なぜこの様な事をするのです?


スウサル:お前たちとて主のいない城のみはりなど退屈だろ?

退屈しのぎにと考えた事だ。


衛兵:ですが、城はどうなるのです?


スウサル:安心しろ。この城は新しく元老院ビルとなり、魔物たちの会議の場となる。


衛兵:魔物たちの会議?


スウサル:この城が全宇宙の中心となる。

設計士を呼べ。


設計士が元老院ビルの図面を広げる。


衛兵:これが魔物たちの会議の場。



ポニア姫様:プルータス!なんの騒ぎですか?


プルータス:ポニア姫様、この騒ぎはスウサル様が魔物を呼び出したそうです。魔物は全て私が封印しておきました。

これからZOAUE人達が参られます。

お支度を!



ZOAUE人達がカトプロガス城へ訪れる。


広場


ZOAUE人達のパレードが始まる。


預言者のスカルが話し出す。


スカル:この力こそカトプロガス城に相応しい。衛兵の中には魔物にビビって死んだ者もいるとか?


衛兵:何?言わせておけば!


衛兵:やめておけ!劇に腹を立ててどうする。


スカル:皆様はサリオストロマという人物を知っていますか?DESTINYの呪いにかかり醜い姿へと変えられた。

DESTINYの呪いさえ無ければ、あいつとあいつは似ている。こいつとあいつは似ていない。○△□✕で悩む必要など無いのです。私は皆様をDESTINYの呪いから救いたいのです!


ZOAUE人達から拍手が起き劇が終わる。



神道


プルータス・リークが独り言を話している。


プルータス:理想を掲げ反乱する雨。現実を知り散る花。あなたなしでは生きていけない。そう語る恋人達。私なしでは生きていけない。そう語る衛兵達。

一番は名曲だったわ!二番はないの?それがないの一番しか。あら残念。世に残る名曲になったのに。


プルータス・リークが姿を消す。


第1幕 終わり。

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