俺と婚約者と仲間たちが幸せになるまで(仮名)

Ao

プロローグ

「さてと、85連目やるか〜」

この男、黒田玲夜はいわゆる学生。しかも陰キャかつどこの派閥(仲良しグループ)にも所属してないタイプだ。つまり結構リアルなボッチだ。そんな玲夜は今…

「イッッッッヨシャーーーーー!!引いた!!」

ベッドがあり寝室であろう部屋には照明が付いており、床にはテスト用紙などの紙が部屋一杯とは言わずともかなり散乱している。時刻は午前1時をまわろうとしていた。そんな彼は今ソシャゲのイベントガチャの真っ最中である。

「イベントガチャ85連目で推しを引けた!!ガチャ石ギリギリだったか危なかった~。さてとこいつはネッ友に送っておいてっと。」

玲夜はスマホの時計を見る。

「ッゲ、もう午前1時かよ。はやく寝ないと。」

玲夜は急いで寝る準備を済ませた。

「はぁ、明日土曜日だから助かったぜ。にしても眠いな~。」

そういい目を半開きにしながら照明を消した。もう寝るモードで判断能力が落ちている。そしてベッドに向かって歩いた時

「っは?」

と言い同時に床に後頭部をぶつけていた。紙の上を歩き滑ったのである。しかも床は普通に木製であるため固い。そしてそのまま意識が堕ちる…………

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(なんだこれ?熱い。体中が熱い…ヤバい…)

「アkクィエウdhsj(何だここ)」

(喋れない?体も自由に動かない。目は開けれるか?)

目を開けると目の前には黒髪の女性がいた。玲夜からするとかなりの美人だ。

「メイ様、おめでとうございます。元気な男の子ですよ」

カチューシャをつけたメイドらしき人物目の前の女性、レイヤの母親であるメイに向かって言う。

「あなた。私達の子供よ。」

玲夜の前にいる女性が涙を流しながら言う。

「よくやった。よくやったぞメイ。名前をレイヤと名付けよう。」

銀髪のダンディーな男性も涙を流す。

(っは?これって………転生している?嘘だろ?)

「ダン様これで我が家もひとまず安泰です。」

またもメイドらしき人物がレイヤの父親であるダンに話しかけた。

「あぁ、あとは魔法適正と武力の才能だけだな。」

(まさかの剣と魔法の異世界かよ!!)

そう心のなかで思いつつ玲夜改めレイヤの異世界生活が幕を上げる



物語書くの初めてなのでおかしいところとかがめちゃくちゃあるかもです。お許しください。




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