不幸体質の俺が出会った美女のお陰で人生変わる
ケンタン
第1話
結城聡太、17歳高校2年ただいま絶賛不幸体質のせいで怖い人たちに追いかけ回されています。なんで僕がいまこんな目にあっているかというとそれは数時間前に遡る。
僕は不幸体質のせいで小学生の頃から、とにかく生傷の耐えない日々を過ごしていた。
お陰で、不幸体質から逃れたいために体を鍛え生傷が増えながらも体力をつけて危険から常に逃げれるようにしてきた。
今日は、肉体労働系のバイトで倉庫の整理をしに来ていた。お昼になり休憩時間になったのでご飯を食べようと倉庫の外をウロウロしていると、なんか騒がしい声が聞こえてきたので気になって声を頼りに向かっていくと、どう見ても、カタギの人には見えない人がなんか白い粉の入ったアタッシュケースを開き誰かにわたしているようだった。
あれってもしかしてやばい取引現場とかじゃないの?やばい、僕の存在に気づかれちゃう前に逃げないといけないと思い静かに後ろに下がると、バキッと枝が折れる音が響いてしまう。
「誰だー そこにいんのはー」やばい バレた。
僕は少しでも距離をとって逃げれるように全力で駆け出す。
後ろから「まで〜コラ〜逃がすかボケ〜」と叫ぶ声が聞こえるがそんなんで止まって捕まったらどんな目にあうかわかったもんじゃない。
なんとか仕事場の倉庫に、たどり着き乱れた呼吸を整える為に大きく息を繰り返し、酸素をよこせと暴れる心臓に酸素を送り込むように深く呼吸を繰り返す。
呼吸が落ち着いた頃に、俺を追いかけてきた連中が姿を見せたが同じ制服の人が何人もいたので俺を探せていないようだ。
「見つけた。そこのお兄さん、そうそうそのリュックを持ってるお兄さん。もう逃げ足早いから大変だったよ。そのリュックが見えてなきゃ分からなかった。仕事終わるの待ってるから逃げないで待っててね。それじゃね」
ん~~捕まえるんじゃないの?絶対にやばい取引の目撃だったから必死に追いかけて、来てたんじゃないの?しかも、さっきの女の子はだれ?俺はカタギに見えないいかついおっさんに追いかけられていたはずなんだけどな。仕事終わるの待っているとは言ってたけどなんとか逃げ切れば二度と会うことは無いだろう。今回はたまたまアルバイト先が住んでいるとこから離れていたから、これからはこの周辺に近づかなければ大丈夫だよね。そう思っていた自分を過去に戻って殴り倒したい。
「よーしみんなおつかれー今日はよく頑張ってくれた。今日のバイト代には色をつけとくからも次回も頼むなー」終わってしまった。さてさっきの人達からどう逃げようか働きながら考えていたけど全く思いつかなかった。
「はーいおつかれーおつかれー、さて、君には選択肢が3つあるからよく聞いてね。一つ大人しく私に捕まって一緒に帰る2つ私の彼氏になって親に挨拶する3つ捕まる覚悟で必死に逃げる。あっちなみになんか誤解してるみたいだけど別にとって食ったりしないから安心して。さー選んでね」これなんの選択肢ですか?逃げたいです。
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします
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