第10話 拗らせ
あなたがあまりにも偏屈で拗らせるので、世の中の人達はあなたを嫌悪するようだけれども、あなたがあらぬ方向へ拗らせれば拗らせるほど私はむしろ嬉しく、もっと拗らせてしまえばいいと思っている。あなたは孤独。私はその孤独に惹かれる。どうかもっと拗らせて。世界でただ一人、私だけのものでいて。
大人の時間の片隅で【140字小説集】 スエテナター @suetenata
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