第4話「永遠の君」

時間と共に褪せるのは

思い出なのか

そんな妄想を今日もしてる

時間は経ち

時は進み

秒刻みで何かが起こっている


僕は部屋でしけ込んで

ただ長い音楽を聴いてる

バラードも哀愁も

全ては過去につぎ込んだ

時間を生きてる


ああ、愛とは

時間とは

愛しさとは

この広すぎる世界で

真隣の愛を探してる


だけど見つからない

僕はひどく年を取った

君を見分ける目さえ

老眼で見えないだろう


だけどこの過去に帰って

思い出を探す中で

君に会うたび

心は跳ねて

元気がつく


過ぎた時間ほど

それは濃い時間を作って

思い返せば返すほど

鮮明に見える


だから僕は今、

君を思い、老いていく

その時間を

あの時のときめきを、ありがとう


永遠の片思いは今日も

続いている。

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