第2話 違和感
それで今日もカエデと遊んでいるソウ。カフェで二人でコーヒーを飲んでいる。ソウは疑問に思っているものの、深くは考えないようにする。
「私の推しポイントを言って?」
カエデがそう言った。
「カエデはモデルになれるのにならない。それはもったいない、いやいや、むしろ、そこがいいね。カエデを推しているオレは幸せいっぱいである。あとは性格がいいね」
ソウが言って、カエデは満足する表情になる。
カフェで二人でコーヒーを飲んでいるソウとカエデ。楽しく会話をしている二人。あっという間に夕方になる。
「ソウは私のことを一生推してね?」
「もちろん!」
ここでソウは違和感を感じる。昨日のカエデは何かあったのか? あったとしたら、一言言ってくれればいいのに。そう思ったソウ。
「ソウ? 私と写真を撮ろうよ?」
カエデはスマホを使ってソウと一日の終わりに記念撮影。
ソウは帰宅する。家のカエデの祭壇は写真立てが中央に。その中にカエデの笑顔の写真があった。祭壇はカエデの好きなぬいぐるみでいっぱいである。
違和感。
ソウは深くは考えないようにする。
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