勇者に訪れる慈悲なき結末

 異世界召喚された目的を果たした主人公の悲しい結末を描いた良作。
 読了後にエピソードタイトルの“浦島太郎”を見て、納得でした。
 考えてみれば浦島太郎もある意味異世界召喚(転移)みたいなものだよね……

 昨今こそ異世界で永住するぞ! ってキャラが多い傾向だけど、一昔前の作品だと「一刻も早く現実世界に戻るんだ!」ってスタンスが多かった印象。
 主人公は後者で、だけど長い異世界生活を経て異世界に惹かれていったんだろうなぁ。
 だというのに……その想いを踏み躙るようなラストには絶句でした(もちろんいい意味で!)