(一)-8
専業主婦になって幸せになりたいという女子は多い。しかし私はそれに賛同できなかった。子どもの頃に大樹と一緒によくサッカーをして遊んでいたせいかもしれない。そのため、チームの中に入って互いに切磋琢磨しながら何かできることがしたいと思っていた。夫婦間における主婦というポジションは、ある意味チームの中の一員と言うことができるのかもしれない。しかし、私は守勢に回るよりも、ビジネスの最前線で自分の知恵や努力で道を切り開いていく、そんな生き方をしたかった。そういうチームの一員になりたかった。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます