本当の兄妹だと思ってたのに俺はどうやら妹とは血が繋がっていないらしい。それを知った妹との距離が近い気がする

第1話 本当の兄妹じゃない!?

「これはどうゆう事だよ親父!!」と叫んだ。

俺、小鳥遊和虎(たかなしかずとら)17歳は10歳の時に両親の部屋で見つけたある紙が原因で今父親に聞いている。なぜ今かって理由はたった一つ後1年でこの家を出る俺にとって1番気がかりだったからだ。

「それをどこで見つけた。和」親父は俺の事を和(かず)と呼ぶ。

「7年前親父の部屋で見つけた。これは一体どう言うことだよ?俺と夕陽が兄妹じゃないって、俺が養子だって事をなんで隠してた?」

「わかった。話してやる。和お前は俺の兄夫婦の子どもだ、そして兄夫婦は17年前に事故にあって亡くなっている。」

「じゃなんで俺だけ生き残ってるんだよ!」

「お前は俺たち夫婦に預けられていたからな、兄夫婦が買い物に行っている間だけ見ていて欲しいと言われてな、その帰りに事故にあった」

「そんな事黙ってたのかよ」

「お前に話すつもりは無かった、お前は俺たちの子どもだと思っていたから、このまま俺が墓まで持ってくつもりだった。」

「夕陽はこの事知ってんのかよ」

「知ってるわけないだろ、お前の妹だぞ、兄のお前が本当は違うと言ってみろ前みたいになる」前みたいにとは夕陽は中学校2年生の時から学校に行っていない。両親の説得により最近やっと部屋から出てきて学校に行くようになったが、兄と思っていたのに本当は血の繋がりのないと知ったらまた同じように引きこもるだろう

「この事を母さんは知ってたよかよ」

「うん、知ってた。だって小さい頃から私達が面倒見てきたんだから私たちの子ども同然でしょ」と泣きながら答えた。

「これからどうするんだ?」

「どうするって?」

「夕陽には黙ったまま家を出て行くのか、それとも夕陽に伝えて距離を取るのか、どっちを選んでも何も言わないよ。」

「わかった。夕陽には黙ったまま1年後家を出る、そしてこのまま隠し通す。」

「わかった。でもなんで家の子どもじゃないと思い始めたんだ?一応和と夕陽は同じように面倒見てきたはずだが、」

「顔だよ、顔」

「顔?」

「俺、親父と母さんのどっちの顔も受け継いでないし、夕陽は母さん似だし2人とも顔良いし。」

「まさかそんな事でバレるとは」

「親父達小学校の授業参観で保護者に囲まれてただろ?先生も見とれてたし、」

「そ、そうかなー?」と顔を赤くしながら言った。

そこ頃夕陽は和虎達の話を聞いていた。喉が渇いたから飲み物を取りに行こうとした時兄の「これはどう言う事だよ!」と叫ぶ兄の声が聞こえて耳をすませていると兄と血が繋がっていないという事実を聞き驚いていた。

まさか妹が真実を知ってる事を知らない俺は明日もいい兄でいたいと思っていた。







今回はここまでとさせて頂きます。どうだったでしょうか?兄妹だと思っていた妹が実は兄の俺が血が繋がっていないなんて、、、

そのことを知った夕陽は次の日から態度が変わります。乞うご期待

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