第11話「最後だね」
命に醜さ
憎悪、嫌悪、外傷
全ては人によって成された
バラエティー
需要はある
殺人も殺害も殺傷も
全ては
バラエティーになった
映画の中で
殺しを描いた
主人公さえ返り血を浴びて
最後は幸せそうに笑ってた
間違えてる
このメジャーすぎる世界が
死という美学を押し込むから
殺してもいいかと
ふと、映画終わりに考える
そんな僕は間違いなく
命に浮かれているのだ
このエンタープライズが
この世界の闇市場を加担するから
若き子は
バッドガイに憧れる
そして街中で流れる
シティーポップさえ
世界をダークサイドの落とし込み
そのバッドエンドに
子は興味をそそり
自ら悪となって
その考えを考える
そして荒れ地のように育った
粗雑生と社会のモラルを逸脱する
タバコのような優越感を
子は身に染みて感じ
殺すまでに育つ
それが世界だ
エンターテインメントだ
実に世界は、狂っている
この私さえ悪を見る事で
見たいもの怖さに若干、躍動し
そしてまた、ディープナイトへ
落ちていく
なんとも今日は
煙が立ち込める最高の日だ
君も、殺す前には
必ず、音楽を聴いてね
そうすれば音楽に罪をかぶせれるから
この詩さえ
罪を誘発した害文だ
殺す前に読めてよかったね
君と牢に入るよ
よろしくね。
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