やる気のないお嬢様と魔法図書館

@k0905f0905

第1話

「アーっ、かったるい、かったりーな」

美浜アミンはお下げ髪の似合う

高校一年生。なかなかの美人だ。

「オイ、じいい。酒持ってこい。焼酎持ってこい

泡盛もってこい」

「アホ化―っ、テメェは」

ばばあのクリスがドロップキックを

アミンにお見舞いした。

「どこの世界に昼間から泡盛かっくらってる

女子高生がいるんじゃ」

「まあ、いまどきだといそうだけど」

アミンがブツブツいって寝返りを打った。

「いまは夏休みじゃぞ」

「だから、学校休んで

ゴロゴロしてる」

「ゴロゴロなんかしてないで

図書館にでも行っといで」

ばばあがうるせぇ。

いつもながらうるせぇ、ばばあだ。

「seaゃー内、図書簡にでもいってくるか」

アミンが大あくびをしながら

よろよろと立ち上がった。


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