ルーティーン
紫閻-sien-
ある女の休日のルーティーン
《朝》
顔を洗い歯を磨く
後ろに男が立っているのが鏡越しに見えるが彼女は気づかない
《昼》
部屋の模様替え いらない物を袋に詰めたり家具を動かしている
そんな彼女を見つめるかのように
クローゼットの隙間に男の姿がある
まだ彼女は気づかない
《夜》
就寝するため カーテンを閉めようと窓辺に行くと
男がベランダで窓に張り付くように立って彼女を見ている
やっと その男の存在に気づき 男と目が合う彼女
ルーティーン 紫閻-sien- @sien702
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます