高校生
高校三年生 一歩でダメなら、半歩づつ
「一歩づつ」と人は言う。
でも、限界を迎えた人間にとって、
その一歩があまりに遠く感じて、踏み出せないことがある。
だから、
私は自分に言い聞かせる。
「一歩でダメなら、半歩づつ」
「半歩でダメなら、四分の一歩づつ」
学校にどうしても行けない日は、まず玄関を出よう。
玄関からどうしても出られない日は、まず制服に着替えよう。
制服に着替えられない日は、まず寝室から出よう。
寝室から出られない日は、まず、布団から立ち上がろう。
布団から立てない日は、まず、ちょっと寝返りをうってみよう。
寝返りも打てない、どうしようもない時は、諦めてスマホを見よう。
自分を責めなくていい。
頑張らずに休むこと、
それは、今最大限できる、立派な努力なんだ。
自分を絶対に責めないこと、
自分の事は、甘やかさないといけない。
ただでさえ頭が痛くて、吐き気と寒気で辛いのに、
そのうえ自分を責め立てちゃだめだ。
「なんで、学校に行けないんだ、この俺のバカ!」とか。
「気合を入れろよ。怠け者め」とか。
そんな言葉で自分を責めちゃだめだ。
自分が、一番傷つくんだから。
立てない自分を、慰めてあげよう。
「辛いな、苦しいよな」
って、自分を抱きしめて。
いくらでも休んでいい。
好きなことだけして過ごせばいい。
罪悪感なんて、感じる必要はない。
そして、うつ病の治療室に行こう。
私のオススメは、大きい大学病院はアタリハズレが激しくオススメしない。
個人の名前で売っている、評判の良い先生を探すことだ。
精神科医は、ヤブ医者から超優秀な医者まで、幅広い。
必ず、良い先生を見つけなければいけない。
うつ病の先輩の私からのアドバイス。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます