第10章 あとがき

これにて第10章『国盗りの種』は完結です。


偽装出産と嬰児交換による“王家の御子”を手にしたヒーサこと松永久秀。


下剋上完遂に向けて、更に大きく踏み出す事となりました。


いや、まあ、どこまでも悪辣で容赦ないですよね。


嬰児交換の件といい、ティースを抱き込むための手段といい、吐き気を催す邪悪とはこんな感じでしょうかね。


なお、そんな彼が本編の主人公です。


てか、こういう作戦を考えてしまう自分さくしゃもどうなのかと(汗)


御落胤騒動の末に潰えた斎藤道三。


神よりの託宣を信じず、死を賜った仲哀天皇。


その二人と自分の現状を重ね合わせ、嫌なジンクスを抱えつつも、自分はやり抜くぞと意気込む松永久秀。


国盗りの共犯者はいつもの女神テアに加え、伴侶ティース嫁の従者マーク愛妾アスプリク愛妾の叔母アスティコス


さあ、これからどういった展開を見せるのか!?


次章『血染めの祭典』、ご期待ください!


って、なんだぁ!? この不吉なタイトルは!?

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