第2話

俺に冤罪が掛けてられてしまった。


「このバカ息子が!!」


父親は俺を叩く。


叩かれた場所が響いて痛い。


「お父さん違うんだよ!!これは冤罪だよ」


「冤罪だと、この後に及んで言い訳が!!証言も証拠もあるんだぞ!!


「それはでっち上げだし、証拠に関してはただその場に居た映像だけだよ。むしろ俺は助けようと!」


「うるさい!!この家の恥晒しが、俺の息子なら言い訳なんて・・・

いや、お前は俺の息子じゃない、出ていけ」


・・・っ


お父さんに見られる冷たい視線。


お父さんはいつも基本は厳しくて、元から笑顔は見せない人だったが、まさかこんな簡単に、俺の信頼が失うとは思ってなかった。


「・・・早く出ていけ!!」

連呼される。


俺は知っている。お父さんは基本人の話を聞かないからこうなったら従うしかない。


ーーー

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