千の風に舞って
千の風に舞って
モーレツ旋風 GO!GO!GO!
「……で、なんで僕がスカートなんですか?」
「彼ぴがね、彼ぴがね! いい通気口を見つけたって言うの!」
興奮気味に話すマリリンさん。
「スカート、通気口と来たらアレしか無いじゃ無いっすか!」
「うふふ、察しが早いわねえ。
アタシの美顔とアタシのエロスで361度方位の心を全射抜きよ!」
限界視野を超えてないか?
恥ずかしめは僕が受けるのに
エロスお手柄はマリリンさんがかっさらうのか……。
15分後、彼氏さんらしきプリティーを着た人が
ゆっくりと現れる。
世紀の大スキャンダルだが
プリティー同士が交際しているなんて誰も気づきまい。
中の人の僕らは、今日が初対面だし
手をつなぐ理由も無いけど
プリティー同士は恋に恋焦がれ
引きずるように僕を通気口へと誘う。
「……で、台詞はう~ん! モーレツ! でしたっけ」
「そう言うのはフィーリングで行きな!」
舞う衣装~~~~~
「お熱いのがお好き」
舞う衣装~~~~~
「冷たいのがお好き」
舞う衣装~~~~~
「中には九日前から鍋に残ってるのがお好き」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます