第3話「甘き天罰」
不義に落ち
鋭意に諭す
この輪郭を
この不始末を
ただ才極に宿し
琉低した催眠ガスが香る
不当な粛清
貫徹な高原
全ては同零にあり
また開花する
予兆である
ほんの一塩
それも甘き天罰
生きては腰を据え
生きては奈落を数える
この闇にある
最弱のフェルナンデスが
事もなしに
霹靂を行くのなら
さぞ殺して
さぞ、媚びを売るのだろう
ああ、酩酊酩酊・・・
邪推である
末端に込めた、慟哭
その調べに畜生のコネをつけ
さぞ冷淡に淡い朦朧に
時を精査するは
その心模様に
偽れぬ作意があるからではないか
ああ、甘き天罰である
甘き甘き、天罰である。
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