どうぶつの森のカフェ
泣きそうになるくらい死にたくなる日って、まあ、わたしみて~なお気楽自己評価クソ高人間にもあるんだけど
わたしは自己評価がクソ高いから、死にたくなる理由っていうのが存在しないんですね
基本的にわたしはわたしのすべてを肯定していて、「死ぬ理由」なんて存在しないから
だから、そういうとき、わたしはどこからきたのかもわからない負の感情に対して、なすすべがない
「わたしなんて〇〇だから」みたいな落ち込み方ではなく、ただただ得体のしれない希死念慮がわたしの精神を攻撃してくる
自分を慰めることも自分を責めることもできず、ただその暗い川の流れの中でじっとしているんですけど
そういうときに、ひとつだけ思いだすことがあるんです
小学生のときにずっとやっていた『どうぶつの森』、まあ、そういうゲームがあるんですけど
わたしはあのゲームの博物館がいちばん好きだった
特に夜はとても居心地がよかった
誰もいないし、静かだし、で、極めつけは、地下にあるカフェ
そこでマスターが淹れてくれたコーヒーを飲むのが好きだった
ゲーム的にはなんの意味もない行動なんだけど、そうしていると心が落ち着いた
だから、暗い暗い川が流れる夜には
どうぶつの森のカフェの、博物館にあるカフェを、思い出す
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