第12話 あきらとの出会い
ありさはその後悩みながら特殊疾患病棟の仕事を続けた。新人スタッフも9月より夜勤に入りほぼ相談のみを聞くくらいになっていた。
月日は経過し、ありさはもうすぐ誕生日が近づいていた。
そんな中ゲーム系アプリであきらとやりとりをしていた。年齢はありさの2つ上だった。あきらは工場勤務だという。休みは土日祝日カレンダー通り。
一瞬仕事を聞いてけんじの嫌な記憶がよみがった。
相変わらず希望休をとらないとほぼ土日は勤務なありさ。
あきらと3カ月ほどやりとりをした。
もうすぐ誕生日だと話すと、焼肉をおごってくれるときた。ありさの勤務に合わせてくれ、平日の夕方にあきらと会う事になった。
久しぶりに男性に会うありさ。ドキドキしながら駐車場に車を停めた。
すると、もうあきらがお店についていると連絡がきた。入り口をみると、男性が1人携帯をみて待っていた。
はじめまして。とお互い話して店内に入った。
その時ありさはいきなり初対面で焼肉てハードルが高いと思った。
焼きながら会話するのが難しい。緊張してあまり食べれなかった。
あきらは話しやすく会話が弾んだ。
焼肉を食べて少し会話し、自宅に帰った。あきらからもう少し会話がしたかったときた。ありさも同じ気持ちだった。土曜日が休みだったので、再び会う事にした。
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