夏を背に 祝われるのは 絃葉さん

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夏休みに入ると、じきに絃葉の誕生日がきます。

本日は5人でスイパラに。


悠心ゆうみ】冬が好き。暑いの苦手。

絃葉いとは】夏が好き。寒いの苦手。

めい】春先が好き。ただし花粉で鼻がやられる。

小霧さぎり】秋が好き。というより秋の味覚が好き。

八葵やつき】夏が好き。というより冷たい食べ物が好き。




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[絃葉]「えっ嘘! こんなに食べちゃっていいの!?」


[悠心]「そりゃ食べ放題だからな」


[八葵]「あいあいちょっとそこ退けそこ退け〜」


[小霧]「やっちー取りすぎー。まあ食べきれなかったらめーちんが食べてくれるけどー」


[命]「いやちょっと……この量は流石に無理かな……」


[悠心]「というわけで、改めて。絃葉、誕生日おめでとう」


[命霧葵]「おめでとう(ー)!」


[絃葉]「ありがとう! さあ、今年もいっぱい食べるぞ〜!」


[八葵]「有言実行とはまさにこの事だねぇ」


[小霧]「やっちーよりも取りすぎじゃーん」


[絃葉]「わたしは食べられる自信があるからいいの!」


[小霧]「じゃーやっちーのちょっともらうねー」


[八葵]「いや小霧も取ってくりゃいいでしょーが!」


[小霧]「だってそれラスイチだったんだもーん」


[命]「小霧、私のあげるから……」


[小霧]「胸が痛みますなー……これが心かー」


[悠心]「人辞めてたのか?」


[絃葉]「まあ(もぐもぐ)小霧は(もぐもぐ)定期的に人に見えなくなるけど(もぐもぐ)ね」


[小霧]「おー、ダイナミック失礼ー」


[八葵]「いやキミたまに流動体になってるからね」


[悠心]「暑さに負けてな」


[小霧]「……ほんとー?」


[悠心・八葵]「嘘」


[小霧]「なんなのー!?」


[命]「あはは……」


[悠心]「絃葉、しっかり噛んで食べろよ」


[絃葉]「(もぐもぐ)うん(もぐもぐ)分かっ」


[八葵]「器用だねぇ、食べながら喋ってるのに汚く見えない。顔がいいからか? ほれほれ」


[命]「っふふ、なんか今視界がすごく幸せだなあ」


[小霧]「そんなあなたに、はいこちらー」


[八葵]「Yes! ☆ZIDORI☆ はい、チーズ!」


[悠心]「んー」

[絃葉]「んー!」


[小霧]「おー。雨ちーめっちゃ幸せそー」


[命]「っふふ。いい写真だね!」


[八葵]「幸せのひとコマですな。こんな日々が続きますように……っと」


[小霧]「いやわたしの顔に落書きしないでー!?」


[八葵]「今外真夏だし、小霧は流動体にしないと」


[小霧]「やっぱりアレ本当だったのー!?」


[悠絃葵]「嘘」


[小霧]「本当になんなのー!?」


[命]「あはは……」


~~~~~~


[絃葉]「えぇ!? わたしがいちばん食べたのに払わなくていい!?」


[八葵]「そうだべさ、アンタ誕生日でしょうが」


[悠心]「遠慮するなって」


[絃葉]「いやそれは流石に(もごご)」


[小霧]「いけやっちー! 10万ポンと!」


[八葵]「アイサー!」


[絃葉]「そんなにする!?」


[命]「あはは……」

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