ありふれた 短い会話の 詰め合わせ③

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Q.嫌いな食べ物は?


悠心ゆうみ:魚卵。

絃葉いとは:海藻!

めい:ツナが苦手かな……。

小霧さぎり:タケノコー。

八葵やつき:キノ=コ!




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【八葵ンキー】


[悠心]「おまえのフォルダ自撮り多すぎ。何枚撮ってるんだよ。」


[八葵]「えへへ。可愛いでしょう。」


[悠心]「自己肯定感が高すぎる……」


[絃葉]「ねぇやっちゃん、なんで3枚ずつ撮ってるの?」


[悠心]「確かに。同じのが毎回3枚。」


[八葵]「3回見たら幸せになれるのが八葵ちゃんですから。こいつァお手軽幸運バフさ。」


[悠心・絃葉]「自己肯定感が高すぎる……」




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【(VIヴィ)バンド】


[絃葉]「バンドやろ!」


[八葵]「賛成!私ボーカルやりたい!」


[絃葉]「わたしもボーカルをやりたく存じ……」


[八葵]「ならツインボーカルでいきますか!」


[絃葉・八葵]「Yeahhhhh!!!」ピシガシグッグッ


[悠心]「命はキーボードが似合いそうだな。」


[命]「秋ちゃんはベース似合いそう。」


[小霧]「じゃー私ドラムやりまーす。」


[小霧のスマホ]『井雲サン? 食ベナイナラ貰ウワネ?』


[八葵]「それ大事に取ってた私のお赤飯!!!貴様にはやらんぜよ!!!」


[悠心]「ドラム違いじゃねーか?」


[命]「あはは……」




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【ちゃんと合流できました】


[悠心]「迷ったな……」


[八葵]「この駅広いねぇ……」


[絃葉]「地下鉄とか久しぶりに乗ったもんね……」


[命]「あれ?この張り紙さっきも見たよ……?」


[八葵]「何回も見るってことは地図とかかな?読も読も。」


[悠心]「えぇと?”‬異変を見逃さないこと‪”‬‪、‪”異変を見つけたら、すぐに引き返すこと‪”‬、‪”‬異変が見つからなかったら、引き返さないこと‪”。‬‬……おい、これもしかして……あ?どうしたぎ──」


[小霧?]「秋月さん、焦ってはいけませんよ。平常心、平常心です。」


[悠心]「ァ゚ー今すぐ引き返すぞ!!!」




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【留学】


[八葵]「すっごい急だけど、私留学しようと思ってるんだよね。」


[悠心]「おー、いいじゃねーか英語得意だし。……あ、英語圏じゃない場合もあるか。」


[命]「どこの国に行こうと思ってるの?」


[絃葉]「ウチじゃない?」


[小霧]「流石に2連続はないでしょー。この前の経験をウチで生かすんでしょー。あんまんのほうがネイティブだかんねー。」


[悠心・命]「???」


[八葵]「学んだイッヌ語を使うため、いざ!さぎのお家へ留学を!!!」


[悠心]「なあ命、今日ミソド寄って帰らないか?白味噌ラテ飲みたい。」


[八葵]「ツッコんでよう!!!」


[命]「あはは……」




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【牛乳パック】


[小霧]「おかあさーん。明日の授業で牛乳──」


[小霧の母]「そんな急に言われても……。オレンジジュースの紙パックならひとつあるけど。」


[小霧]「いやー?牛乳が1Lいるんだけどー?」


[小霧の母]「そのものが!?普通紙のほうよね!?牛乳パックよね!?」




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【毛頭】


[悠心]「身長の話は結構デリケートなんだぞ。私以外にそんな感じでイジるのはやめろよな。」


[小霧]「気をつけまーす。バカにした気はけがしらないんだけどなー。」


[八葵]「けがしらない?」


[命]「……小霧、‪”‬毛頭もうとうない‪”‬じゃないかな。」


[小霧]「……(ノ≧ڡ≦)」


[八葵]「スポーツの標語に使えそうな言い間違いだなこりゃ。」


[悠心]「‪”‬怪我知らない‪”‬ってことか。いいなそれ。来月のスローガンにするか。」


[絃葉]「やったー!練習メニューが穏やかになりそう!」


[悠心]「そんなことはないが?」


[絃葉]「キ゚鼻濁音ャー!!!」


[八葵]「ないのは容赦だったか。」




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【じゃじゃ馬ステークス】


[八葵]「まずは1番、ヤツキチャンの入場で〜す!」


[小霧]「2番、ヤタラネコッポイでーす。」


[命]「3番、キマジメシズクイシです……!」


[悠心]「4番、チッチャグラマラス。」


[絃葉]「5番!キガミジカイトハです!」


《ひと息ついて》


[絃葉]「で、誰?わたしの名前考えたの。」


[八葵]「なぜこっちを見る。私じゃないよ。」


[絃葉]「じゃあやっぱり小霧かあ。ねぇ、分かってるんならわざわざご丁寧に名前にまで入れてくれなくてもいいよね?というか大体小霧のせいだからね?分かってる?」


[小霧]「うごごごごごごごお許しをー……」




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【乙女】


[小霧]「時にやっちー。」


[八葵]「なんだいさぎ?」


[小霧]「ゆーみってあんまり驚かないじゃん。驚かせてみたいよねー。」


[八葵]「ほう。例えばこの気温で冷えに冷えた手を首筋に当てるなど……」


[小霧]「賛成ー!いざ参らん!」


[悠心]「──だから、脚からくる風邪もあるんだよ。」


[命]「あ、ちょっと分かるかも。確かに気だるさって脚からくる気がする。」


[悠心]「だろ?だから私はあのCMに納得いってnひゃあ!?おい冷た……冷たいなぁ!やめろあほ!いいから早く手ぇ離せ!!!」


[小霧]「めっちゃ可愛い声出てたねー。」


[八葵]「乙女ボイスだったね。」


[小霧]「時にやっちー。」


[八葵]「なんだいさぎ?」


[小霧]「後ろから静かな怒声が聞こえる気がするんですけどー。」


[八葵]「奇遇だね、私もだ。せーので振り返ろう。」


[小霧・八葵]「せーのっ明日を登って空を見上げたら……!」


[絃葉]「💢😡💢😡💢😡💢デッケェ阿修羅像!


[小霧・八葵]「ぎゃー!!!!!!」




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【憧れ】


[悠心]「なあ八葵、憧れの人とかっているか?」


[八葵]「憧れねぇ。……あ、種田さんとか、いいよね。うた上手いし。憧れの的だね。」


[悠心]「声優のか。分かる。うた上手いし、いい声だしな。」


[八葵]「声?いや、何回分けいっても青い山しか見えないほうの……」


[悠心]「山頭火か!?!?!!?」




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【天才肌】


[絃葉]「天才肌の人が使ってる化粧水が知りたーい!!!」


[八葵]「では八葵ちゃんが使ってる化粧水を教えてしんぜよう。」


[小霧]「あ、こやつ自惚れておるぞー。」


[八葵]「よせやい。寄って集って天才だなんて。」


[絃葉]「言ってない。」


[小霧]「言ってないよー?」


[悠心]「何言ってんだおまえ?」


[八葵]「もっとノってよう!!!」


[命]「あはは……」




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【お料理番組】


《軽快なJpop》


[八葵]「時刻は12:00。挨拶も変わる時間帯ですね。さて皆さま、そろそろ目が覚め、頭も冴えてきたてきた頃合いではありませんか?」


[小霧]「今回の‪”‬八つ裂……やつさぎクッキング‪”‬では、この企画をやっていこうと思いまーす。」


[八葵]「題して、‪”‬安いもので高いものの味を再現しようのコーナー!‪”‬」


《軽快なSE》


[八葵]「……と、言いたいところなのですが、私たちは高いものを食べたことがありません。従って、高いものの味を再現することができません。」


[小霧]「経験値不足により、このコーナーは打ち切りとさせていただきまーす。」


《終 制作・著作 ━━━━━ なんか/食わせろ/腹減った


[絃葉]「終わっちゃったよ!?こんな盛大なセットまで用意しておいて!?!?!!?」




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【ひとこと】

悠絃命霧葵は悠絃命霧葵ゆういとめいきりあおいと読みます。

この子たちに相応しいタイトルらしいタイトルが浮かばなかったゆえの付け焼き刃で決まったタイトル(の略称)ですが、割と満足しています。

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