ギャラクシールオンライン〜元いたクランが、解体されたけど新しいクランで、楽しくほんわか過ごします〜

@MukufutoEXE

第1話 俺のいたクランが空中分解した話

「久しぶりギャラクシールオンライン!」


【ギャラクシールオンライン】宇宙を舞台にいろんな星で、探索したりボス倒したり武器を厳選したりできる。まぁ言っちゃえば、ごく普通のオンゲでありMMORPGだ。でもまぁ他のこういうゲームが、一ヶ月パス買ってねじゃないと遊べないよ?システムなので、自動的にこのゲームに人が集まる。だとしてもオンゲの中では中間層だろう


「メールが、届いてる」


久しぶり(2、3ヶ月ぶり)に、俺【アイオ】はこのゲームにログインした。理由としては大学生だから、もあるにはあるが他のゲームにいそがしかった。というしょーもない理由だ。メニューを開いてみるとそこには、


「メール受信30か、まぁまぁ多いな………あれ?」


メールの中には【クラン解体のお知らせ】が届いていた。いやその予兆がなかったわけではない、俺のいたクラン【メトメトン】は、一度統合して【ベルマント】その2ヶ月後に、【メトメトン】に分離したが、まさか解体するとは


「俺のいたクラン、消えとる」


とまぁ絶望しているように見えるが、ここで言いたいことがある。このゲームあんまりクランに入る意味はなかったりする。いろんなバフが付くクランパワーだの、クランの人たちが物を持ち寄るフリマだの。だがクランに入っていないと不味いことが1つあるそれが


「ボッチだと思われる」


それだけは嫌だし何よりこのゲーム、クランに入っていない人はあんまりいない、なぜかって?クランを自分でつくる人は、陽の気を持っているそのために陰の人間を誘いまくり大抵のプレイヤーはクランに入っている。


「不味いぞ、どうにかしてクランに入らないと、そうだ!」


いいことを思いついた。簡単に言えば、元のクランの連中に合えばよいのだ。そうと決まれば連絡………


「そういえば、俺メール先しらねー」


プレイヤー間のメールは、現実と同じく交換しなければできない、一様大学生である俺は、それが恥ずかしくてできんかった!まさかそれが後に響くとは思わんんかった!


『あのーすいません』


と絶望していた俺に、後ろから声をかけられる。ああちなみに黒いカギカッコは、現実で喋っていて白いカギカッコは、ゲーム内のチャットなのであしからず


『はいどうしました?』


路頭に迷った初心者だろうか、俺はあんまり他の人のレベルとか見ない人だ。俺自身レベリングはあんまりしたくない。レベル上限が230とかだが、俺が80だし


『ギルド入っていないんですか』


背中から来た刺客に、同じく背中から刺された気分だ。バレたそういえば、ステータス画面で見れるんだっけ?どのクランに入ってるかって、まずった。


『あの、私達のクランに入りませんか?』


その言葉に安堵した。なぜかって?よく見たらこのコ、陽の気を発しているからだ。


『いいんですか?俺で?』


なぜピンポイントで、俺を指名したのかわからない。まぁ下手をすれば、ここにいる奴らが、全員クラン入ってるからという理由が濃厚だが


『いえ、ベルマントにいましたよね?』


ベルマント解体されるすこし前に、統合してたやつの名前かということは、この人ももしかして


『あなたもベルマントにいた人ですか?』

『はい』


なら話が早いのは、納得だ。だがどこで俺のことを知ったんだ?そこだけが気になる。と思っているとその理由がわかった。


『解体のときに皆で式典見ないなのやったんですが、あなただけいなくて噂になってたんです』


あーそんな事やってたのか、だがまさかの偶然やったぜ。理由はわかった。そして断る理由もなかった


『わかりました入ります!』


手なわけで、眼の前の人にギルドに入れてもらったわけだ。コレが俺がこのクラン【グレイチェル】に来たわけだ




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