第419話 国の生い立ち
「この国が元々どこに属していたのか、それが理解できる光景でしょう」
「そう、ですね」
アウローニヤ外交官、スメスタ・ハキュバさんが爽やかに語り、
ここはペルメッダ側の関所の街、マードを出発して一時間程度移動したあたりで、ペルメッダの首都、ペルマ=タまでは残り半分くらいの辺りだ。
そんな道中、スメスタさんの言葉で一時停止した小さい山のてっぺん近くから見える景色は、まさに絶景だった。
「おっきい山だなあ」
「だねぇ」
「大雪山系だったっけ。アレみたい」
「いや、それよりもさあ」
だからといって圧倒されているかといえば、クラスメイトたちの口調のとおり、実はそうでもない。
視界に入る山々は、たしかにすごい。
聞いた話によれば、この辺りの季節はこれから夏に向かうはずなのに、山の上部は白く雪に覆われていて、およそ一年を通じて溶けることはなさそうだと想像できる。万年雪ってやつだな。
で、スメスタさんには申し訳ないのだけど、一年一組は普通にそういう山脈があることを知っているし、なんなら見てもいる。たしかにここまでの近さではないにしろ、それなりの距離までいったメンバーも多いはずだ。
登ったことがあるヤツとかも、それなりにいると思う。ミアなんかは絶対だな。
記憶に残る景色と比較すれば、たしかにここからの風景の方が雄大で異世界を感じさせるものではあるが、気圧されるところまではいかない一年一組は無粋なのだろうか。
などという北海道マウントというか、日本マウントはここまでとしてだ。
「たしかに自然の国境ね。
「【目測】はそこまで万能じゃないって」
隣に立って同じ方を見ていた
俺の【目測】がそういうタイプの性能を持っていないのはあちらも重々承知で、その上でイタズラっぽく笑っているのが卑怯だよな。
「わたしのサメも全然届きそうにないわね」
なるほど上の方に飛ばしていたのはそういう意味か。
【魔術拡大】と【遠隔化】を持たない彼女のサメは、クラスの術師の中では射程が長い方ではない。それでも十メートル以上は飛ばせるのだけど、山と争うのは冗談が過ぎるだろう。意識の高さは認めるけれど、アレって二千メートル以上あると思うぞ?
「北と南、そして東。とくに東側が高峰です。たしかに山を越えれば他国は存在していますが、大規模な軍を動かすことは難しい。まさにアウローニヤの東の果てだったということですね」
手を広げて景色を語るスメスタさんは、妙に楽しげだ。
だけどペルメッダの地でここがアウローニヤだった、みたいな言い方は大丈夫なんだろうか。
「みなさんが踏破しきてきた景色をみれば瞭然でしょう」
振り返ったスメスタさんが、俺たちの来た道を指し示す。
山頂付近とはいえ、この辺りは山だらけだから全部が見えるわけではないが、それでも遠くに関所が見えるし、さらにはなんとフェントラーの街すら小さく視界に入ってくるのだ。
山がちでずっとなだらかな登り道であったことは意識していたが、スメスタさんの言う『属する』とはこういうことだと、よく理解できた。
ここからだとアウローニヤとペルメッダは見えるが、それ以外の国など欠片も見当たらない。
なるほど、たしかにアウローニヤの東の端だということか。
「王国の歴史はどれくらいご存じですか?」
「『ペルメールの乱』くらいは」
俺たちの理解が及んだと判断のだろう、スメスタさんが会話を進める。対応するのは委員長だ。
初手の挨拶みたいな代表者的な話なら
事実、委員長はスメスタさんが望む答えを返してみせた。そういうソツの無さと理解の速さがウリなのだ。
「繰り返しになりますが、地理的にここがアウローニヤの東端というのは理解してもらえたと思います」
「はい」
「この地が天然の要害とはいえ、そこに迷宮が存在しているのも事実です。当然奪わんとする者もいました。南の帝国と北の魔王国。規模は小さいものですが、戦う必要がありました」
地理が終われば歴史の授業とばかりにスメスタさんの説明が続く。相槌担当の委員長は、お手本のような真面目顔だ。
時折鋭くメガネを光らせるあたり、ノリノリだな。
「だからこそ、この地を治めたのはペルメール『辺境伯』でした」
そしてこちらもいい感じで楽しげに語るスメスタさんから出てきた単語は、アウローニヤの歴史では明確な汚点だった。
俺たちの読んだ資料ではいきなり消滅したかのように書かれていた人物で、実際は独立して名前を変えたというのが真相だけど、そんなのはアウローニヤの貴族なら誰でも真実を知っている。
フェンタ領なら平民まで全員が知っているかもな。
「小競り合いであったとしても攻勢があったのは事実でしょうし、もしかしたら辺境伯側からの出兵すらあったと僕は考えています」
もしかしてスメスタさんって歴史好きなのかも。そうなるとウチ側からは歴女たる
とはいえここで俺が注目してしまうのは『辺境伯』というワードの方だ。
貴族の爵位が出てくる異世界ファンタジーを読む人間にとって、好きな爵位ランキングを調査したらかなり上位に来るだろうその単語。それくらいカッコいい爵位だ。
個人的には女男爵も捨てがたいのだけど、そっちは先生が達成している上に、王国ではワリと簡単に見かける存在だからなあ。さっき別れたばっかりのガラリエさんもそうだし。
アウローニヤの場合、役職によって爵位が付属してくるケースが多いので、男女問わずに男爵やら子爵がポコポコ存在しているイメージがある。
それはさておき、辺境伯だ。
大変望ましいことに、アウローニヤにおける辺境伯は『辺境にいる伯爵』ではない。いや、たしかにここはアウローニヤ的には辺境だったのは間違いないだろう。
そうではなくって、辺境において外敵と戦うための裁量を持つ、凄い伯爵。それこそが俺の大好きな辺境伯の設定で、まさにペルメールさんがそうなんだ。もちろん会ったことはないけど。
「ペルメールの離反とは前後しますが、当時アウローニヤの南方にはハウハ王国があり、そこに帝国ジアルト=ソーンが攻め入りました。およそ四十年程前の話になります。新王陛下が戴冠したのですから、先々王陛下の時代となりますね」
ハッキリと離反なんて言い切ってしまうスメスタさんが、今度は話を東から南に移した。
「ペルメール離脱前のアウローニヤに伍する国力を誇るハウハは強国でしたし、当時の帝国は多方面に戦場を抱えていました。それでも二十年を経て、ハウハは滅びることになります」
当時のアウローニヤはパース大河を挟んだハウハ王国と喧嘩友達のように小競り合いを繰り返していたらしい。
そんな状況で、さらに南から帝国がやってきた。アウローニヤ東部のペルメールにも帝国は軍を出していたようだけど、そちらは山脈の存在と辺境伯の活躍でなんとか防いでいた、と。
「ハウハの劣勢を知った当時の王国は焦り、急速な動員を図りました。ハウハが未だ存在し、緩衝国として存在していたにも関わらず、必要以上に」
「東から、ですね」
「ウエスギさんでしたね。そのとおりです」
ここでついに上杉さんが会話に参戦した。委員長は苦笑してバトンを譲る。
「北は王家の力が強く、西は開拓の最中。南こそが最前線ですが、宰相閣下の地元です。動員は自領を弱らせる」
上杉さんの合いの手に乗せられたかのように、スメスタさんの口調が軽快になっていく。
心持ち口元の笑みが歪んでいるのがわかるくらいにだ。フードのお陰で見えない目元はどうなっているのだろう。
現在の王都情勢もしっかりご存じのようで、宰相が建前上健在であることを前提にしたセリフになっているな。
「兵を引き抜かれた先代ペルメール辺境伯の心中を思えば……」
「小規模とはいえ最前線で帝国と戦っている東から、まだ対峙すらしていない南に兵を動員したのですね」
「そのとおりです。そしてここからは資料に残りにくい、怪しい話になるのですが」
上杉さんの理解度に嬉しそうな声色になったスメスタさんは、話を怪しげな方向に進める。陰謀論でも出てくるのかな。
「四十年前、ハウハを攻める段階で帝国は戦略を転換している節があったようです。具体的には、魔王国との非対峙という方針へ」
「聖法国北部、ウニエラ公国、そしてペルメッダ……」
「ウエスギさんはとてもよく理解されているようですね。まさにその三国です。西の海から並ぶ国々を残すことで北の魔王国と南の帝国は、直接領土を接することはなくなりますね」
「女王陛下やアヴェステラさんに教わりましたので」
「羨ましいことです。僕もいつか……」
上杉さんとのやり取りで女王様の名前を聞いたスメスタさんが、本気で羨ましそうにしているのだが。
ちなみにスメスタさんだけど、バリバリの『第三王女派』であると聞かされている。
でなければ女王様やアヴェステラさんが一年一組を任せるはずがないものな。
「……当時のアウローニヤ東部は北側を魔王国に接していたのですね」
「そうです。王国東方ペルメール辺境伯領は、北に魔王国があった。現在もそうです。ならば帝国がどうするか」
「攻略から教唆に切り替えた。条件は国としての承認と通商、ですか」
「はい。無論ペルメッダや帝国が公式に認めるはずもない話ですので、俗説ですがね」
いかにも陰謀論とかみたいな言い方だけど、スメスタさんの考えには同意できてしまう部分が多い。
女王様から第二皇子の話なんかを聞かされて身の上としては、四十年前にいた帝国の何者かがそういうコトをするのも納得できてしまうのだ。
それにしても上杉さん。合いの手がノリノリすぎるだろう。
「もしかするとフェンタ領までペルメッダだったのかもしれないな」
「
唐突に口を挟んできた普段は寡黙な馬那に、こういう話に疎い
なるほど。地理的にも地形でもフェンタ領はペルメッダに近いし、なにより迷宮からの距離を考えると……。王都のアラウド迷宮から四日、ペルメッダのペルマ迷宮から一日という距離なのだから、フェンタが繁栄するために侯国を選ぶのは、アリだ。そもそもフェンタ領はペルメール迷宮圏と言えるのだから。
だけどフェンタ子爵家は五百年続くアウローニヤ王国の名門。寝返るには相当の葛藤があったはずだ。
これがフェンタ家の判断が鈍かった事情か。なんか可哀想になってくるけど、そういうのが歴史の勝敗ってヤツなんだろうなあ。
「いやあ、みなさんは理解が深いですね。なるほど、知性的に楽しい話のできる人たちとは聞いていましたが、想像以上です」
歪んだ笑みを、朗らかな形に切り替えたスメスタさんが俺たちをベタ褒めしてくるが、それはドコ情報なんだろう。
なにも俺たち全員が今の話を理解しているわけでなく、一部の人間が乗っかっているだけだ。主に上杉さんとか馬那とかが。一年一組は役割分担ができる集まりだから。
俺なんかは後追いしながらついていくので手一杯だ。
「かくしてペルメール辺境伯は『帝国風』にペルメッダと名を変え、侯爵を名乗りました。ペルメッダ侯国の成立です」
スメスタ先生によるちょっとした歴史の授業であった。
全ては三十年も前の話で、推測混じりの説まで含めて、果たして俺たちがここまで詳しく解説してもらったところでどこまで意味があるのだろう、というのが素直な感想かな。
だけどなんでだろう、いざペルメッダに足を踏み入れて山々を見てしまうと、知っておいて良かったような気もしてくる。むしろもっと、なんて。
「わたしからも質問、いいですか?」
「ワタハラさんでしたね。もちろんです」
続いての発言者は綿原さんだった。
さっきの税関で簡単な自己紹介をしただけなのに、スメスタさんは全員の名前を顔を一致させている。女王様もそうだったけれど、この人は外交官という役職だからこそなのか、それにしたって優秀だよな。
「そんなコトになって、よくアウローニヤが黙っていたなって。国交と交易って、ペルメッダが独立してから、そんなに時間を掛けずに再開したんですよね?」
綿原さんの問いかけに、クラスメイトたちの何人かが頷く。
たしかにそうだ。独立が三十年くらい前で、国交がまともになったのって、それからすぐだったような。
「いろいろな理由が考えられます。銅をはじめとしたペルマ迷宮の素材、ペルメッダの持つ戦力、帝国との迂回貿易。独立を帝国が認めてしまった以上、敵対よりは融和が両国に利するのです」
「帝国はそこまで考えて……。フェンタ家から徴税権を失ったのって、まさか」
スメスタさんの説明を受けた綿原さんは納得をしかけて、そして何かに気付いたかのようにフェンタの名を出した。
「真相まではわかりません。ですがフェンタ子爵領の徴税権を奪う動きをみせたのは宰相閣下です。そこまでを含めて帝国が宰相閣下とも接触し、ペルメッダの承認に動いていたとしても、僕は驚かないでしょうね」
「うげぇ」
綿原さんの問いに対し、曖昧な答えをスメスタさんがするわけだけど、イケメンオタな古韮が心底嫌そうにうめき声を上げる。同感だよ。吐きそうな気分になる。
たしかに先代フェンタ子爵は判断をミスったのかもしれないけれど、それを宰相が利用していた可能性があるとか。あのじいさんは、本当にろくなことをしてくれない。
「ですがこうも考えられるのです。フェンタ領までならば、王都から攻めることは難しくはない」
「……フェンタ子爵がペルメッダに与していたら」
スメスタさんから視線を受けた古韮が、ヤバいことに気付いて唖然とした顔になった。
「フェンタが戦場となっていた可能性は高いでしょう。五百年ものあいだ受け継がれてきた、あの盆地が」
「歴史の『もしも』に想いを馳せるのは、世界が違っても同じなのですね」
「おお。ウエスギさん、至言ですね。歴史好きは世界すら超えますか」
上杉さんの明言っぽいセリフはさておき、スメスタさんは歴史版のシシルノさんみたいなノリになっているなあ。名前の響きも似ているし。
とはいえ、当時はあんな規模で牧場経営をしていなかったフェンタ領だけど、あの土地で戦争なんて、考えたくもない。どうしたってガラリエさんと弟さんたちを思い出してしまうから。
歴史にイフは無いと、暗に上杉さんは言っているけれど、それはこれからの俺たちにも降りかかってくる言葉なんだろう。選択肢ひとつで、良くも悪くも未来は変わるのだから。
すでに女王様に与してクーデターを成功させてしまい歴史に名を残した俺たちは、その事実をもうちょっと重たく受け止めるべきなのかもしれない。
「さて、ここまで長々とお話をした理由が、先ほどから少しだけ見えている風景の前提です」
この場の皆が情報を頭で整理する時間を待ったようなタイミングで、スメスタさんは出会ってから初めてイタズラな感じを含んだ物言いをした。
「だよなあ」
「気になってたんだよね~」
「どうしてなんにも言わないのか、ってねえ」
最後に重めになりかけたペルメッダと、ついでにフェンタの歴史授業から一変、クラスメイトたちがざわめきだす。
この場所から見える遠くの山々や、背後の道のりも確かに雄大な光景ではあったのだけど、俺たちの関心はそれよりも下方にあったのだ。
「少しだけ移動しましょうか。すぐですよ」
スメスタさんの声に押されて、俺たちははやる心で荷車を動かし始めた。
◇◇◇
「うおお!」
「おい八津、見ろよ!」
「ああ、ああ、凄いな。城塞都市だ」
その光景を見た異世界大好き組のテンションはマックスだった。たぶん別の意味で上杉さんや馬那もアガっているはず。
勢いについていけてない綿原さんがちょっと悔しそうだけど、それでも驚きの方が大きいんだろう。頭上にサメを周回させながら、その光景に目を細めている。
綿原さんだけではない。クラスメイトたち全員が、各々圧倒されているのがよくわかる表情をしていた。
歴史談義をしていた場所からものの五分も進んだ山中のちょとした広場からは、ペルメッダの首都、ペルマ=タの全容を見下ろすことができた。たぶんそういう場所なんだろうな、ここ。なんとか展望台、みたいな。
さっきの場所でもチラチラと街の端が見えていたから気になってはいたのだが、スメスタさんがワザとあそこでペルメッダを語った理由がよくわかる。
旧ペルメール辺境伯領、すなわち戦いを前提として、迷宮を守るための街。
アウローニヤの王都、パス・アラウドは、アラウド迷宮のある小島そのものを城にまでしてしまった。
それに対し、山々に囲まれた広大な盆地には、巨大な石造りの城がある。その周囲には同じく石造りの街並みが、そして街ごと城を護るような城壁が……。
これって、まんまじゃないか。
城の中にはパルマ迷宮が格納されているのだろう。さらには城壁の背も高い。
イトル領やフェンタ領で見たような、簡単に人が乗り越えられるような境界線としての石垣などとは違う。明確に人の侵入を制限するような、それこそこの世界の階位を持つ超人たちですら苦労しそうな高さと厚みが保たれているんだ。
「ねえ八津くん。あれってさ、城壁の内側が貴族街とか旧市街っていうのかな」
「
「スラム……、じゃないよ、きっと。新市街だよ」
謎な方面でテンションをアゲているオタク少年な野来が指を差した先には、ほぼ円形の城壁の外側にへばり付く雑多な街並みがあった。
さらに周囲には畑が広がっているんだから、そっちを優先してくれ。農家の息子だろうに。
野来よ、テンプレではあるけれど、俺たちは進んで危険地帯には入らないからな?
スラムで孤児を助けたらなつかれたとか、そういうムーブはしないからな?
危険な迷宮には挑むしかないけど、それ以外は本当に避けるんだからな?
「ペルマ山地のとある盆地で迷宮が発見されました。旅立った勇者たちが見つけたのだという伝承も残されています。以来数百年を経て、迷宮を守る城が造られ、さらには迷宮に挑む人々を守る壁が造られました」
物語を読み聞かせるように、あるいは唄うように、スメスタさんは言葉を紡いでいく。
「古くは王国の一地方として、今はひとつの小国として」
緩やかな傾斜を持つ坂道を荷車は進み、次第にその街並みが近づいてきて、代わりに山々は背景と化していくのだ。
「ペルメッダ侯国はペルマ迷宮と共に。その象徴こそがこの城塞都市、ペルマ=タです」
随分と芝居がかったやり方で、スメスタさんはペルメッダを紹介してくれていたらしい。
俺などは観光ガイドさんみたいだな、なんて思ってしまうのだけど。
◇◇◇
手首を捻りました、12/21更新お休みです(2024/12/21)
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