第85話マイナス金利とイールドカーブ
また次の学校
「 イールドカーブとは債券の利回り曲線
具体的には縦軸に利回り、横軸に残存期間(満期までの期間)を取り、同一発行体の残存期間が異なる複数の債券について、利回りと残存期間が交差する点をつないだ線を指します。
これは将来金利の上昇が予想されているのか低下が予想されているのかを教えてくれます。
そして
イールドカーブ・コントロールとは、中央銀行が行う金融政策です。 イールドカーブを適正化するために、短期・長期の両方で金利の調整を行います。 短期金利では金融機関が銀行に預けている預金の一部にマイナス金利を適用し、一方で国債を買い入れることによって長期金利を0%程度に抑えます。
それと
マイナス金利政策とは
中央銀行が金融機関から預かる当座預金の一部にマイナス0.1%の金利をつけることで、預金が積み上がると損をする環境を生み出し、金融機関が世の中にお金を回すよう促す狙いがありました。
結果 失われた20年から失われた30年と言われるように なったと言う事は失敗だったと言う事です…その負の遺産を引き継ぐ中央銀行総裁になるのを次の総裁候補達は嫌がった。
そこから立て直すのが非常に難しく失敗すれば国民から嫌われるからです。
それで優秀な学者さんが 総裁になりました。
いずれマイナス金利解除もイールドカーブコントロールもやめなければならない
難しい状況から引き継いだので ある意味
犠牲者です…
しかし今から10年ほど前に両方同時に 止めたのは失敗だったと私は思います…
焦ったのか 本当に大丈夫と思ったのか
もしくは政治からの圧力だったのか理由は知りませんし YEN安を止める為だったかもしれません…
経済成長 景気回復と賃金上昇の好循環が確認 出来た とか言ってましたかね…
これは嘘だと私は思います…
我々よりも遥かに優秀な元経済学者の総裁の判断とは とても思えないので 恐らく 何らかの政治的圧力が かかっていたと予想します…
この時 経済成長などしていない…
輸出している大企業 は為替が1YEN
YEN安 になるだけで数億〜数十億と売り上げが 上がります…この時YEN安で
平均株価が過去最高と騒いでました…
そして 極一部の大企業が 僅かに賃金アップ
中小企業が賃金アップなど出来ず逆に所得が減ってるのを無視したんです…
そしてマイナス金利を解除しました…
かつて貯金していれば1年で6〜7%もつく
時代がありました…それなら貯金していれば十分 安心して暮らせる…
この時の マイナス金利解除で すぐに貯金金利が20倍に上がりましたが
100万YEN貯金して1年で10YENだけ利子がついていたものが200YENになっただけです…お金持ちなら 良いですが庶民に そんな余剰金はない…
貯金より借金がある中小企業と庶民の方が多いのに貧富の差が 更に広がる危険な判断です…
金利と言うのは資金を借りたい人が多いとき上がります…需要と供給ですね
一気には上がりませんが徐々に上がって行きます…各銀行どこかが金利を上げれば他も上げます。
貯金は いいですが借金は すぐに返せる金額でなければ大変な事になります…
中小企業は そんなに小さい額の借金ではなく返せなければ当然 潰れます
庶民で1番問題なのは住宅ローンです…
金利が上がれば返済額が増える…
7〜8割の方が変動金利で契約している…
その時の金利に合わせた支払いになります…すぐには上がりませんが ジワリジワリと金利が上がって行けば ゆっくりと首を絞められる事になる…
夫婦共働きで ギリギリで支払ってる家庭では返済出来ずに家を失う…
マイナス金利の頃は
あくまで 大雑把な計算ですが
3500万YENの家を30〜35年ローンで契約してもトータル3800万ほどの支払いでよかったはずが例えば金利が3%くらいになると
トータル5000万以上の支払いになります…
金利で全然金額が変わります…
お金 経済 そして政治に関心がない…
なんとかなるだろう では駄目です
何も考えないと後々
自分が苦しむ事になるんです…
中央銀行総裁が交代した時にマイナス金利解除になるかもしれないと1年前から言われていました。
長期ローンを組むときには変動金利なのか
固定金利なのか しっかり考えないと危険です。
マイナス金利が17年も続いた事が異常だと思いますが30年以上 解除されないと思う事も危険です…
最低限 総裁が代わった時に 変動金利で今後大丈夫なのか?
固定金利に変更した方が 良いのでは?
と 検討しないといけない…
まぁ難しいですよね~ハハハ
今は理解出来なくて大丈夫…いつか皆さんが撮影している この動画を見直せば いいだけです。
自分が大人になった時に自分の身を守る為に金利は大切ですからね。」
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