第29話最強総理

フロアは今日1番にざわめきたつ

ふざけるな~っと野次が飛ぶ


「はいはい! 何か意見があるなら どうぞ!

そこで野次飛ばしてるアナタ どうぞ!」と 指差す


50代男性議員「そいつはダメだ 閣僚の経験も 無い

知名度だけのバカだ!」


「はい!バカかは知りませんが彼の事は知っているので大丈夫です

助言ありがとうございます

それに 私の独断なので何を言われても変えるつもりはないと言いました

騒いでも無駄なので皆さん静かにお願いします」


任命された佐藤議員は まさか自分が選ばれると思っていなかった為 驚きと喜びなのか

放心状態で少し笑っている! ハハ…ハハ


「佐藤新一議員!

私は国内の復興を目指すので アナタには外交を お願いします

まあ今までの外務大臣ですね

ただ本来なら高校中退のアナタには資格がない…ただ外務大臣と言う枠もなくなったので アナタは内閣副総理大臣とします」


再び野次

そんな 理想論ばかりの奴に出来ない!国が滅ぶぞ~


「うわ〜!私より酷い野次 飛んで来ますね~ハハハ! 大丈夫ですよ~納得いかない方は 今すぐ辞めていただいて〜ハハハ

いや〜最初は今後の事を見据えて どうすれば政治家にも国民にも平等な法律作れるのかと考えた時に 二院制残したので人数きっちり半分にして政治家VS国民 の方が平等でイイかも?なんて考えたんです

辞める方いるなら徐々に国民を増やそうかな~ハハハ!どうします皆さん?」


フロアを見渡す

政治家達は周りの動きを確認しながら徐々に静かになっていく


「はい! なんかすいませんね~強引で…

最低3ヶ月間 私は予算もしっかりあるし何でもできる無敵の独裁総理なんで!ハハハ

では!佐藤新一議員 アナタだけは直接会って お話します

明日 公邸に来て下さい

そして中継を観ていただいてる国民の皆さん

皆さんには隠し事や嘘はつきたくありませんが 国の安全に関わる事なので ご理解お願いします

では

今日は これで終了しますね

他の議員の皆さんは大至急 路上生活者支援に動いてください

以上で〜す では また」


ここで堀田が映像を停止

すぐにコーヒー牛乳を持って来る


「うわ〜つ 疲れた~」と そのまま床に座り込む


番場「もう少し脅迫の割合は今後減らしてください! こちらの処理が増えるので」


一気にコーヒー牛乳を飲み干し

「すいません 善処します 」


ソウリはゼンショをおぼえた

スキルアップ


番場「善処とは 出来る限り対応します

ビジネス用語としては曖昧な返事

ムリに使わない方がいいです

承知しましたです!」


ソウリはおこられた…

(この前 堀田さんが使ってました…とは言えない…言い訳すると また怒られるから…)


堀田はSNSで世論をチェックする!

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